イタリア・ベルガモで行われているドニゼッティ・オペラ・フェスティバル(Donizetti Opera Festival)が2021年のフェスティバルで上演するオペラ3作品をストリーミング配信すると発表した。
2021年のフェスティバルは11月18日から12月5日の開催で、上演される3作品はドニゼッティの《連隊の娘》と《愛の妙薬》、ヨハン・ジモン・マイール《コリントのメデア》。マイール(1763-1845)はドイツ生まれでイタリアで活躍、ベルガモ音楽界の中心人物だった作曲家。
中でも、《コリントのメデア》は生涯に約70のオペラを書いた彼の代表作。1813年のナポリ初演後、ヨーロッパ各地で何度も再演された当時の人気作として知られる。公演の指揮はジョナサン・ブランダーニで、カルメラ・レミージョが主人公のメデアを演じる。
配信は11月26日からで、まずは《連隊の娘》。マルコ・スポッティ指揮で、ジョン・オズボーン、サラ・ブランチ、モニカ・バチェッリが出演する。続いて、27日から《コリントのメデア》が配信される。
また、《愛の妙薬》の配信は28日からで、こちらはリッカルド・フリッツァの指揮。カテリーナ・サラ、ハヴィエル・カマレナ、フロリアン・センペイ、ロベルト・フロンターリが出演する。
写真:Fondazione Teatro Donizetti / Gianfranco Rota
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ドニゼッティ・オペラ・フェスティバル 〓 今年のフェスティバルで上演するオペラ3作品をストリーミング配信
2021/11/06
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