リバプール発 〓 ロイヤル・リバプール・フィルの次期首席指揮者にドミンゴ・インドヤン

2020/06/09

ロイヤル・リバプール・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Liverpool Philharmonic Orchestra)が6月8日、次期首席指揮者にベネズエラの指揮者ドミンゴ・インドヤン(Domingo Hindoyan)を迎えると発表した。

任期は2021/2022シーズンからで、2004/2005シーズンから首席指揮者を務めてきたヴァシリー・ペトレンコ(Vasily Petrenko)の後任。

インドヤンはベネズエラの首都カラカス生まれの40歳。ベネズエラで生まれた音楽教育プログラム「エル・システマ」の中でヴァイオリンを学んだ後、指揮者に転身した。

その後、ベルナルト・ハイティンク、ヘスス・ロペス=コボスらの下で研鑽を積み、2013/2014シーズンからベルリン国立歌劇場でダニエル・バレンポイムのアシスタントを務めた。

2019/2020シーズンからポーランド国立放送交響楽団 (Polish National Radio Symphony Orchestra)の首席客演指揮者。

夫人はソプラノ歌手のソーニャ・ヨンチェヴァ(Sonya Yoncheva)で、夫妻は2人の子供とスイス在住。

写真:Polish National Radio Symphony Orchestra / Bart Barczyk


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. パレルモ発 〓 マッシモ劇場が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  2. オスロ発 〓 クラウス・マケラが3月、オスロ・フィルとのシベリウス全集でレコード・デビュー

  3. ベルリン発 〓 ダニエル・スタブラヴァの退団を発表、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

  4. 訃報 〓 ハンス=ギュンター・ネッカー(92)ドイツのバス歌手

  5. アムステルダム発 〓 指揮者のエド・デ・ワールトが引退を発表

  6. ブレーメン発 〓 ドイツ・カンマーフィルの首席客演指揮者にフィンランドの若手タルモ・ペルトコスキ

  7. ザルツブルク発 〓 オーストリア政府、祝祭大劇場などの改修工事に10年300億円強

  8. ライプツィヒ発 〓 18代目の「トーマスカントル」にアンドレアス・ライズが就任

  9. 訃報 〓 タリン・フィービッグ(49)オーストラリアのソプラノ歌手

  10. カトヴィツェ発 〓 ヨーロッパ最大のパイプ・オルガンが誕生、エサ=ペッカ・サロネンが自作のオルガン曲で祝福

  11. テルアビブ発 〓 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が演奏会を再開

  12. バイロイト発 〓 リヒャルト・ワーグナー記念館が《さまよえるオランダ人》の直筆楽譜を初公開

  13. チューリヒ発 〓 ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールでクレア・フアンチが優勝

  14. サンフランシスコ発 〓 サンフランシスコ・バレエ団の芸術監督にタマラ・ロホ

  15. ベルリン発 〓 レコード賞「オーパス・クラシック」の年度賞発表、バッティストーニ &東京フィル、宮田大の録音も授賞

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。