コンスタンツの南西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団(Südwestdeutschen Philharmonie Konstanz)が首席指揮者のアリ・ラシライネン(Ari Rasilainen)との契約を延長しないことを発表した。発表によると、2016年から始まったラシライネンとの契約は2021年8月に終了するという。後任などについては明らかにされていない。
ラシライネンはフィンランド・タンペレ生まれの60歳。シベリウス音楽院を経て、フィンランド放送交響楽団やヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリン奏者として活動した後、指揮者に転身。指揮法はシベリウス音楽院でヨルマ・パヌラ学び、アルヴィド・ヤンソンスの薫陶も受けた。
1985年にラッペーンランタ市管弦楽団の音楽監督に就任。その後、タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団、ユヴァスキュラ交響楽団の首席指揮者を経て、1994年から2002年までノルウェー放送管弦楽団の首席指揮者を務めた。2002年から2011年までラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務めている。
写真:Korsholm Music Festival
コンスタンツ発 〓 南西ドイツ・フィルハーモニー管が新しい“シェフ”探し
2020/02/03
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