ハンブルク発 〓 新しい「アルゲリッチ音楽祭」でデュトワはドイツに復帰

2019/03/24

ハンブルグ交響楽団(Hamburger Symphoniker)がピアニストのマルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)を迎えてスタートさせる新しい音楽祭の詳細が発表された。会期は6月20日から30日。彼女が2002年から2016年までスイス・ルガーノで行っていた「アルゲリッチ・プロジェクト」を引き継いだ形で、その名も「マルタ・アルゲリッチ音楽祭」となった。

オーケストラとの共演では、首席指揮者を務めるシルヴァン・カンブルランの他、彼女のかつての夫で、セクハラ・スキャンダルで集中砲火を浴びたシャルル・デュトワも起用される。彼のドイツ音楽界への復帰を印象付ける機会となる。そのコンサートでは、二人の間の娘アニー・デュトワとの共演も実現する。

その他、室内楽コンサートに出演するのは、ピアノはスティーヴン・コヴァセヴィッチ、マリア・ジョアン・ピリス、二コラ・アンゲリッシュ、イム・ドンヒョク、カティア・ブニアティシヴィリ、ヴァイオリンはルノー・カプソン、ガイ・ブラウンシュタイン、エイドリアン・イリエスク、テディ・パパヴラミ、木嶋真優、チェロはミシャ・マイスキー、アンドレイ・イオニーツァ、エドガー・モローなど。

ハンブルク交響楽団は旧ハンブルグ交響楽団とハンブルグ室内管弦楽団が1957年に合併して誕生した団体が前身。1961年にバッハ管弦楽団の演奏会たちが加わり、名称も「Hamburger Symphoniker」に変更、ロベルト・ヘーガーを初代の首席指揮者に迎えて再スタートを切った。創設60周年を迎えた2017年から「ライスハレ=Laeiszhalle」に本拠地を移して活動を続けている。

写真:Hamburger Symphoniker / Adriano Heitman


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