オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra)は2日、セクシャル・ハラスメントを報じられた首席指揮者のダニエル・ガッティ(Daniele Gatti)を解任したと発表した。ガッティについては7月26日、「ワシントン・ポスト」紙が被害者情勢による告発記事を掲載。記事にはシカゴ・リリック・オペラを舞台にしたガッティのセクシャル・ハラスメントが語られている。それを受けてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団では内部調査を行ったが、「記事の発表以来、オーケストラの女性の同僚の多くが彼との経験を報告しました。首席指揮者としての地位を考えると不適切です」とコメントしている。ガッティはマリス・ヤンソンスの後を受け、2016/2017シーズンから首席指揮者に就任したばかり。2年でそのポストを去ることになった。
写真:Royal Concertgebouw Orchestra
アムステルダム発 〓 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団がセクハラ疑惑を報じられた首席指揮者のダニエル・ガッティを解任
2018/08/03
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