ウィーン発 〓 ルネ・パーペにオーストリア宮廷歌手の称号

2018/12/24

ドイツ人のバス歌手、ルネ・パーペ(René Pape)に18日、ウィーン国立歌劇場からオーストリア「宮廷歌手=Kammersänger」の称号が授与された。「宮廷歌手」は人気と実力を兼ね備え、オーストリアの劇場で長く活躍している歌手に贈られる称号で、年金も支給される。パーペのウィーン国立歌劇場デビューは1991年で、この時は《魔笛》の弁者役を歌っている。以来10作品で58公演に出演。18日の《魔笛》の公演にも出演しており、公演終了後に授与式が行われた。

パーペは1964年、ドレスデンの生まれ。有名な聖十字架合唱団(少年聖歌隊)に所属した後、ドレスデン音楽院在学中の1988年から、ベルリン国立歌劇場の専属歌手として活動した。ドイツ統一後は西側の歌劇場から引っ張りだこになり、1991年にはウィーンの他、《魔笛》のザラストロ役でザルツブルク音楽祭に初登場した。1994年には《ラインの黄金》のファソルト役でバイロイト音楽祭にもデビュー、その後も第一線での活躍が続いている。

写真:Wiener Staatsoper


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