ロサンゼルス発 〓 ルドウィグ・ゴランソンが『罪人たち』の音楽で3度目のアカデミー賞作曲賞を受賞

2026/03/17

第98回「アカデミー賞」の受賞作品が日本時間の16日、ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、スウェーデン出身の作曲家ルドウィグ・ゴランソン(Ludwig Göransson)が『罪人たち』の音楽で作曲賞を受賞した。ゴランソンは『ブラックパンサー』と『オッペンハイマー』に続いて、3度目のアカデミー賞受賞。

ゴランソンはリンシェーピング生まれの41歳。スウェーデン人の父親、ポーランド人の母親の下に生まれ、幼少期から音楽のレッスンを受け、ストックホルムの音楽大学を卒業。2007年にロサンゼルスに移住し、南カリフォルニア大学で映画やテレビ番組の音楽を学んだ。

卒業後、『ポリー my love』、『プラダを着た悪魔』、『26世紀青年』、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』などで知られるセオドア・シャピロのアシストに。2013年にライアン・クーグラー監督の『フルートベール駅で』の音楽で初の長編映画を担当。映画は2013年のサンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭などで賞を受賞した。

2026年のアカデミー賞は、ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』が6部門、『罪人たち』が4部門、『フランケンシュタイン』が3部門で受賞。長くノミネートが続いていたアンダーソン監督が自身初のアカデミー賞受賞を果たした。

また、主演男優賞は『罪人たち』のマイケル・B・ジョーダンは初ノミネートで初の受賞。助演女優賞を受賞したエイミー・マディガンは40年ぶりのノミネートで75歳での初受賞となった。メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた『国宝』は惜しくも受賞を逃した。作曲賞のノミネート作品は以下の通り。

 『罪人たち』ルドウィグ・ゴランソン
 『ブゴニア』 ジャースキン・ヘンドリックス
 『フランケンシュタイン』 アレクサンドル・デスプラ
 『ハムネット』 マックス・リヒター
 『ワン・バトル・アフター・アナザー』 ジョニー・グリーンウッド

写真:ACADEMY MUSEUM


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. パリ発 〓 パリ国立オペラが2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表

  2. オークランド発 〓 「ASBシアター」が「キリ・テ・カナワ劇場」に改名

  3. ワシントン発 〓 クリスティーン・ゴーキーにフランス政府の芸術文化勲章シュヴァリエ章

  4. フィレンツェ発 〓 フィレンツェ歌劇場のペレイラ総裁が突然の辞任、横領問われて「気力失った」

  5. ケルン発 〓 アンドレス・オロスコ=エストラーダがケルンの音楽総監督に、グザヴィエ・ロトの後任

  6. マルメ発 〓 次期音楽監督に米国の指揮者ロバート・トレヴィーノ

  7. ダルムシュタット発 〓 州立劇場が音楽総監督のダニエル・コーエンとの契約を延長

  8. 訃報 〓 レイモンド・レッパード(92)英国の指揮者

  9. 訃報 〓 ハンス・シュタットルマイア(89)オーストリアの指揮者

  10. ニューヨーク発 〓 テノール歌手のステファン・グールドが胆管がんとの闘病を告白

  11. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン放送管が首席客演指揮者のパトリック・ハーンとの契約を延長

  12. トロント発 〓 トロント響がアンドルー・デイヴィスにサプライズ・プレゼント

  13. シカゴ発 〓 ムーティとシカゴ交響が来年も全米ツアー

  14. パリ発 〓 パリ国立オペラが総監督のニーフとの契約を更改、2031/2032シーズン終了まで任期延長

  15. 訃報 〓 アンナー・ビルスマ(85)オランダのチェロ奏者

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。