リエージュ発 〓 指揮者のスペランツァ・スカップッチが喉の手術で休養

2021/11/01
【最終更新日】2021/11/16

指揮者のスペランツァ・スカプッチ(Speranza Scappucci)が休養を発表した。喉にできた嚢胞を取り除く手術を受けるためで、音楽監督を務めるワロン王立オペラで11月に予定されているドニゼッティ《ランメルモールのルチア》の指揮をキャンセルするという。

ワロン王立オペラの《ランメルモールのルチア》は新シーズンの新制作の一つで、11月19日から30日にかけて上演される予定。レナート・バルサドンナがスカプッチの代役を務める。スカプッチは12月初めに現場復帰、ミュンヘンでコンサート形式の《オリー伯爵》を指揮するという。

写真:Speranza Scappucci


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