ライプチヒ発 〓 ライプチヒ歌劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

2020/03/28

ドイツのライプチヒ歌劇場(Oper Leipzig)が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表した。

新シーズンの開幕を飾るのは、新制作のワーグナー《ローエングリン》で、バイロイト音楽祭を主宰しているカタリーナ・ワーグナー(Katharina Wagner)が新演出を手掛けている。

本来は3月19日からスペイン・バルセロナのリセウ大劇場(Gran Teatre del Liceu)で上演される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で公演がキャンセルされていた。

ギルバート(1879-1942)はユダヤ人作曲家で、第一次世界大戦の前後に50を超えるオペレッタを作曲するなど活躍したが、ナチス政権の台頭でマドリードを経てブエノスアイレスに移住した。《映画の女王》は1913年のオペレッタ。


ワーグナー《ローエングリン》
11.15 →
演出:カタリーナ・ワーグナー
指揮:ウルフ・シルマー


ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》
12.6 →
演出:ヤコブ・ペーター=メッサー
指揮:アントニーノ・フォリアーニ


ギルバート《映画の女王》
12.12 →
演出:アンドレアス・ガーゲン
指揮:シュテファン・クリンゲーレ


ステファン・ソンドハイム《スウィーニー・トッド》
2.21, 2021 →
演出:Cusch Jung
指揮:シュテファン・クリンゲーレ


サン=サーンス《野蛮人》
4.3 →
演出:アンソニー・ピラバッキ
指揮:デイヴィッド・レイランド


カールマン《伯爵令嬢マリツァ》
4.25 →
演出:ウルリッヒ・ヴィガース
指揮:トビアス・エンゲリ


ウッディ・アレン《ブロードウェイと銃弾》
6.20 →
演出:Cusch Jung
指揮:トビアス・エンゲリ


ゲルト・キュール《パラダイス》
7.9 →
演出:バルボラ・ホラーコヴァー・ジョリー
指揮:ウルフ・シルマー


写真:Oper Leipzig


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. バーデン=バーデン・フェスティバル 〓 今年の復活祭音楽祭は5月開催に変更、2022年のオペラは《スペードの女王》と発表

  2. バイロイト発 〓 ソプラノのクリスティーン・ゴーキーがバイロイト音楽祭デビューを辞退

  3. リヒャルト・シュトラウス音楽祭 〓 アレクサンダー・リープライヒが芸術監督を辞任

  4. 訃報 〓 アレクサンドル・ヴェデルニコフ(56)ロシアの指揮者

  5. シュトゥットガルト発 〓 コルネリウス・マイスターが音楽総監督を務めるシュトゥットガルト州立劇場との契約を延長

  6. ロンドン発 〓 サカリ・オラモがBBC響との契約を延長、2026年まで任期延びる

  7. ベルリン発 〓 バレンボイム、80歳記念コンサートもキャンセル

  8. ウィーン発 〓 国立歌劇場が3月第5週・4月第1週のストリーミング配信ラインナップを発表

  9. ウィーン発 〓 フランツ・ウェルザー=メストが体調不良で国立歌劇場の新制作《魔笛》の指揮をキャンセル

  10. モスクワ発 〓 プーチン大統領がゲルギエフに対し、ボリショイ、マリインスキーの両方を統括するポストを打診

  11. ニューヨーク発 〓 エマーソン弦楽四重奏団が2023年夏の解散を発表

  12. ストックホルム発 〓 トランペットの清水慶太郎がスウェーデン王立歌劇場の首席奏者に

  13. ライプツィヒ発 〓 国際バッハ・コンクールは2025年から毎年開催へ、毎年1部門を開催

  14. 訃報 〓 アンネローゼ・シュミット(85)ドイツのピアニスト

  15. 東京発 〓 ウェルザー=メストの代役はソヒエフ、ウィーン・フィルの日本ツアー

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。