ベルリン発 〓 ドイツのオペラ雑誌「オペルンヴェルト」が年度賞発表

2025/10/01

ドイツのオペラ雑誌「オペルンヴェルト=Opernwelt」が「オブ・ザ・イヤー2025」を発表した。「オブ・ザ・イヤー」は毎年、欧米の音楽関係の評論家や記者らの記名投票で選ばれており、今年は39名による投票。主な受賞者は以下の通り。

[オペラハウス]
 チューリヒ歌劇場
  =アンドレアス・ホモキ芸術監督の下、革新的でバラエティに富んだ公演計画、そして印象的な演出手法が評価されて

[女性歌手]
 エレオノーラ・ブラット(ソプラノ)
  =ドイツのバーデンバーデン復活祭音楽祭でのプッチーニ《蝶々夫人》などの歌唱が評価されて

[男性歌手]
 ボグダン・ヴォルコフ(テノール)
  =ザルツブルク音楽祭のヴァインベルク《白痴》のムイシュキン役などでの活躍が評価されて

[プロダクション]
 ザルツブルク音楽祭:ヴァインベルク《白痴》
  =クリストフ・ ワリコフスキ演出、マキシム・パスカル指揮

[演出家]
 トビアス・クラッツァー
  =バイエルン州立歌劇場のワーグナー《ラインの黄金》の演出で

[演出家]
 キリル・ペトレンコ
  =8度目の受賞

[初演]
 トゥルヌミール《アッシジの小さな貧しい人》
  =シャルル・トゥルヌミールはオリヴィエ・メシアンの師で、《アッシジの小さな貧しい人》はアッシジの聖フランチェスコがテーマ。彼の最後のオペラはその突然の死のちょうど1か月前に完成したものの上演されずに終わっていた。

[再発見]
 スミス《ザ・レッカーズ》
  =マイニンゲン、カールスルーエ、シュヴェリーンなどでの上演で。英国の女流作曲家エセル・スミス(1858-1944)作曲の音楽劇で、1906年にドイツ・ライプツィヒで初演され、1910年にトマス・ビーチャムの助力を得て英国で初演されている。


写真:Theaters Ulm / Jochen Quast


  もっと詳しく ▷





関連記事

  1. ウィーン発 〓 ウィーン響が鉄道での移動を優先、「カーボン・ニュートラル」の取り組みで

  2. ハンブルク発 〓 ハンブルク州立歌劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  3. 訃報 〓 パヴレ・デシュパイ(87)クロアチアの指揮者

  4. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が新シーズン、2026/2027シーズンの公演ラインナップを発表

  5. トリノ発 〓 トリノ歌劇場が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表、ムーティは《仮面舞踏会》を指揮

  6. バンプトン・クラシカル・オペラ 〓 2021年はグルックの《ラ・コロナ》と《パリスとヘレネー》を上演

  7. クリスチャンサン発 〓 ナタリー・シュトゥッツマンがクリスチャンサン響との契約を延長

  8. ロンドン発 〓 イングリッシュ・ナショナル・オペラの芸術監督にアンニリース・ミスキモン

  9. ライプツィヒ発 〓 2025年の「バッハ・メダル」はオーボエ奏者のマルセル・ポンセールに

  10. ハンブルク発 〓 NDRエルプフィルハーモニー管の首席コンサートマスターにデヴィッド・ラジンスキー

  11. 訃報 〓 エライジャ・モシンスキー(75)オーストラリアの演出家

  12. ロンドン発 〓 ロンドン・フィルの首席ホルンに20歳のアンネマリー・フェデーレ

  13. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭が中止を発表、開幕延期はかなわず

  14. ベルリン発 〓 ベルリン・ドイツ・オペラが新制作の《フランチェスカ・ダ・リミニ》をライブ・ストリーミング

  15. 台北発 〓 台北音楽アカデミー&フェスティバルが新体制。芸術監督にメトロポリタン歌劇場のコンサートマスターを務めるデヴィッド・チャン、指揮者にファビオ・ルイージ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。