英国のロイヤル・オペラが1日、22年にわたって音楽監督を務めたアントニオ・パッパーノ(Antonio Pappano)に名誉指揮者の称号を贈った。
ロイヤル・オペラが名誉指揮者の称号を贈るのは、意外にも史上初。音楽監督在任期間が2002年9月から2024年6月までという史上最長で、その間、700回を超える公演を指揮しており、この日はバリー・コスキー演出で新制作されたワーグナー《ワルキューレ》を指揮した。
パッパーノは「この称号を授与されたことは大きな栄誉です。私にとって特別な存在であるこの劇場との繋がりを継続できることを嬉しく思います。オペラはドラマ、感情、現代性にあふれた非凡な芸術形式であり、友人でもある同僚たちと素晴らしいプロダクションに取り組むことを楽しみにしています」とコメントしている。
写真:Salzburger Festspiele
ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラがアントニオ・パッパーノに史上初の名誉指揮者の称号

2025/05/06
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