ワシントン発 〓 ナショナル響が音楽監督のジャナンドレア・ノセダとの契約を延長

2025/03/20

米国の首都ワシントンDCを本拠地とするナショナル交響楽団(National Symphony Orchestra)が音楽監督を務めるジャナンドレア・ノセダ(Gianandrea Noseda)との契約を延長した。

ノセダはイタリア・ミラノ生まれの60歳。ナショナル響の音楽監督のポストは2017/2018シーズンからで、今回の契約更改で、任期は2030/2031シーズンの終了まで延びる。

現在はナショナル響の他、スイスのチューリッヒ歌劇場の音楽監督(2021/2022)2016/2017シーズンからロンドン交響楽団の首席客演指揮者を務めている。

ナショナル響は首都にあって“文化の殿堂”と呼ばれるケネディー・センターを本拠地に活動。1931年の創設で、2031年の創設100周年をノセダの任期中に迎える。

写真:National Symphony Orchestra


関連記事

  1. パリ発 〓 ヨナス・カウフマンとリュドヴィク・テジエの二人が芸術存続のための政府の行動求める署名運動をスタート

  2. エーケレー発 〓 ドロットニングホルム宮殿劇場の次期音楽監督にフランチェスコ・コルティ

  3. ウィーン発 〓 ネトレプコが右肩の緊急手術で国立歌劇場への出演をキャンセル。一方で「ポーラー音楽賞」授賞、初めての著作刊行、5年ぶりのソロ・アルバムが登場

  4. フランクフルト発 〓 市立歌劇場の次期音楽総監督にトーマス・グガイス、セバスティアン・ヴァイグレの後任

  5. バレンシア発 〓 バレンシア管弦楽団の次期首席指揮者にアレクサンダー・ リーブライヒ

  6. 訃報 〓 グレアム・ヴィック(67)イギリスの演出家

  7. ロンドン発 〓 ターフェルが足首を骨折、当面の出演をキャンセル

  8. シカゴ発 〓 米国の音楽サイトがシカゴ響の次期音楽監督を予想、マリン・オールソップら6人の名前

  9. ワシントン発 〓 ワシントン・ナショナル・オペラの音楽監督にロバート・スパーノ

  10. ミュンヘン発 〓 クリスティアン・ティーレマンがバイエルン放送交響楽団にデビュー

  11. アムステルダム発 〓 コンセルトヘボウ管が26日から活動再開

  12. ロサンゼルス発 〓 第92回アカデミー賞作曲賞、ノミネート作品を発表

  13. ベルリン発 〓 カウンターテナーのヨッヘン・コヴァルスキが引退

  14. ベルリン発 〓 バレンボイムがパーキンソン病を患っていることを自ら公表

  15. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が《椿姫》の新作を4月にストリーミング配信

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。