ザルツブルク復活祭音楽祭(Salzburg Easter Festival)が2021年の公演ラインナップを発表した。新型コロナウイルス対策のため、アンナ・ネトレブコ主演のオペラ《トゥーランドット》がコンサート形式による上演に変更されることになった。指挥はクリスティアン・ティーレマン。
発表によると、来年の音楽祭は3月27日から4月5日の開催。2,179席の客席を持つ祝祭大劇場に1,400人を入れて行われる。来年の客演指揮者はアントニオ・パッパーノ。
音楽祭の創始者で“楽壇の帝王”と呼ばれた20世紀最大のスター指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンを記念して音楽祭期間中に若手演奏家に送られる「カラヤン」賞は、ヴァイオリンのヒラリー・ハーンに贈られる。他の出演アーティストは、フィリップ・ヘレヴェッヘ、デニス・マツーエフ、アンドラーシュ・シフら。
音楽祭の総監督は今年からバイエルン州立歌劇場の総監督を務めてきたニコラウス・バッハラーに交代。2013年からティーレマンに率いられて音楽祭のレジデンス・オーケストラを務めてきたシュターツカペレ・ドレスデンの出演も2022年が最後になる。
写真:Osterfestspiele Salzburg
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ザルツブルク復活祭音楽祭 〓 ネトレプコ主演の《トゥーランドット》はコンサート形式で
2020/10/08
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