宮崎発 〓 宮崎国際音楽祭が公演ラインナップを発表、30回目を迎えて音楽監督のバトンが徳永二男から三浦文彰へ

2025/02/04

今年2025年で30回目を迎える宮崎国際音楽祭が公演ラインナップを発表した。立ち上げから29年間にわたり音楽祭を牽引してきた徳永二男(Tsugio Tokunaga)が2024年をもって退任、音楽監督のバトンは2025年から三浦文彰(Fumiaki Miura)に引き継がれる。

2025年は4月20日から5月18日の開催。関連コンサートを含めて、会期中に16公演が行われる。コンセプトは「伝統の継承」、「アジアを代表する音楽祭」、「コラボレーション」で、大物ゲストとしてチョン・ミョンフンを招聘。チョンはピアニストとしてブラームスのピアノ三重奏曲第1番やシューベルトのピアノ五重奏曲《ます》の演奏に加わる他、最終日には30周年を記念する《第九》演奏会を指揮する。

一方、三浦はピアノの辻井伸行とのデュオ・コンサートで共演。曲を一部分ずつに分けて演奏、音楽家の目線でのトークを交える「室内楽の秘密」も行われる。また、AIを使った実験的な試みも。季節ごとに4人のソリストが演奏するヴィヴァルディ《四季》の音楽と、4人の作家によるアニメーションがコラボレーションを繰り広げる。

音楽監督就任に当たって三浦は「宮崎は14歳から毎年必ず訪れていたので第二の故郷でもあります。徳永先生からは『これから新しい世代を宮崎に呼んで、宮崎から世界に発信していってほしい』とお言葉をいただきました。それを肝に銘じ、30年近く続いてきたこの音楽祭を世界に発信していきたいと思っています」。

写真:Miyazaki International Music Festival / Tomoko Kuroki


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