[開催都市]
Miyazaki … Japan
宮崎 … 日本
[開催時期]
2025:4.20 … 5.18
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宮崎市の「メディキット県民文化センター=旧・宮崎県立芸術劇場」で1996年から、毎年5月に行われている音楽祭。会期は約3週間。創設時は日本を代表するヴァイオリニストの徳永二男を総合プロデューサーに、世界的な音楽家アイザック・スターンを芸術顧問に迎え、「宮崎国際室内楽音楽祭」としてスタートした。
スターンの指導もあって、当初から次世代を担うアジアの若手演奏家を招聘し、世界的な演奏家と演奏を重ねる教育プログラムに力を入れており、音楽祭を「世界的な演奏家に教わるのというのではなく、一緒に音楽を作り上げる場」と位置付ける方針を貫いてきた。
2002年の第7回からは名称を「宮崎国際音楽祭」に変更して、室内楽だけでなく、オーケストラ、声楽のプログラムを取り上げるようになり、一段とパワーアップした。
2004年からは指揮者のシャルル・デュトワもアーティスティック・ディレクターとして加わり、2006年には彼の発案で路上演奏会「みやざき国際ストリート音楽祭」が併設された。2010年のデュトワ退任後、2011年からは徳永が音楽監督を務めてきた。
その徳永も30周年を迎えるのを節目に、音楽監督のポストを三浦文彰にバトンタッチした。三浦は6歳の頃から徳永に師事、教育プログラムの「ミュージック・アカデミーinみやざき」第1期の受講生で、2008年から昨年まで毎回出演してきた音楽祭の申し子でもある。







