ミュンヘン・オペラ・フェスティバル 〓 2019年の新作は《サロメ》と《アグリッピーナ》

2018/08/06
【最終更新日】2020/01/15

バイエルン州立歌劇場が来年の「ミュンヘン・オペラ・フェスティバル2019」の概要を明らかにした。それによると、来年のフェスティバルの新制作は2作品。一つはクリストフ・ ワリコフスキの演出によるリヒャルト・シュトラウスの《サロメ》、もう一つはバリー・コスキー演出のヘンデルの《アグリッピーナ》。

《サロメ》の初日は7月27日、ナツィオナル劇場での上演で、指揮は音楽総監督のキリル・ペトレンコ。歌手陣は、主人公サロメにマーリス・ペーターゼン、ヨカナーンにヴォルフガング・コッホ、ナラボートにパーヴォル・ブレスリク、ヘロディアスにミヒャエラ・シュースター、ヘロデ王にアプリンガー=シュペルハッケという布陣。

一方、《アグリッピーナ》の初日は7月23日、プリンツ・レゲンテン劇場での上演で、指揮はアイヴァー・ボルトン。こちらはアグリッピーナにアリス・ クート、クラウディウスにジャンルカ・ブラット、ネロにフランコ・ファジョーリ、ポッペアにエルザ・ベノワという歌手が出演する。

写真:Bayerische Staatsoper


    詳細はこちら ▷


関連記事

  1. ミュンヘン発 〓 世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」も中止

  2. ミュンヘン発 〓 アレックス・エスポージトに「宮廷歌手」の称号

  3. ボン発 〓 ベートーヴェン国際ピアノ・コンクールは予定通り12月開催

  4. エクス=アン=プロヴァンス発 〓 夏の音楽祭が2023年のスケジュールを発表、ラトルの《ヴォツェック》、マケラのストラヴィンスキーが登場

  5. ベルリン発 〓 ベルリン・シュターツカペレが11月のヨーロッパ・ツアーを中止

  6. 訃報 〓 ヘルムート・シュテルン(91)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の元第1ヴァイオリン首席奏者

  7. 松本発 〓 「セイジ・オザワ松本フェスティバル」2年連続の中止を発表

  8. ベルリン発 〓 州立オペラが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  9. デュッセルドルフ発 〓 アルペシュ・チャウハンがデュッセルドルフ交響楽団の首席客演指揮者に

  10. ボン発 〓 ピアニストのマリア・ジョアン・ピレシュに2021年のベートーヴェン賞

  11. ライプツィヒ発 〓 ライプツィヒ市が次の「トーマスカントル」を募集

  12. ケルン発 〓 ヨーロッパ10都市でのウクライナ国歌演奏を集め連帯をアピール、欧州コンサートホール機構

  13. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン響の次期音楽監督にジョセフ・バスティアン

  14. ペララーダ城フェスティバル 〓 2021年の公演ラインナップを発表

  15. ラ・フォル・ジュルネ 〓 2月開催を4月に延期

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。