ミュンヘン発 〓 ミュンヘン・オペラ・フェスティバル、2019年の新作は《サロメ》と《アグリッピーナ》

2018/08/06
【最終更新日】2024/03/04

バイエルン州立歌劇場が来年の「ミュンヘン・オペラ・フェスティバル2019」の概要を明らかにした。それによると、来年のフェスティバルの新制作は2作品。一つはクリストフ・ ワリコフスキの演出によるリヒャルト・シュトラウスの《サロメ》、もう一つはバリー・コスキー演出のヘンデルの《アグリッピーナ》。

《サロメ》の初日は7月27日、ナツィオナル劇場での上演で、指揮は音楽総監督のキリル・ペトレンコ。歌手陣は、主人公サロメにマーリス・ペーターゼン、ヨカナーンにヴォルフガング・コッホ、ナラボートにパーヴォル・ブレスリク、ヘロディアスにミヒャエラ・シュースター、ヘロデ王にアプリンガー=シュペルハッケという布陣。

一方、《アグリッピーナ》の初日は7月23日、プリンツ・レゲンテン劇場での上演で、指揮はアイヴァー・ボルトン。こちらはアグリッピーナにアリス・ クート、クラウディウスにジャンルカ・ブラット、ネロにフランコ・ファジョーリ、ポッペアにエルザ・ベノワという歌手が出演する。

写真:Bayerische Staatsoper


    詳細はこちら ▷


関連記事

  1. 訃報 〓 ペーター・シュライアー(84)ドイツのテノール歌手

  2. イエナ発 〓 イエナ・フィルが音楽総監督のジモン・ガウデンツとの契約を延長

  3. ヴェッセルビューレン発 〓 五嶋みどりに「ブラームス賞」

  4. ウォームズリー発 〓 ガーシントン・オペラが音楽監督のダグラス・ボイド、フィルハーモニア管弦楽団、イングリッシュ・コンサートとの契約を延長

  5. バーデン=バーデン発 〓 グザヴィエ・ロトが肩を骨折、バーデン=バーデン聖霊降臨祭音楽祭の開幕コンサートをキャンセル

  6. ギュータースロー発 〓 若手歌手のための国際コンクール「新しい声」が終了

  7. 訃報 〓 ハンス・ノイエンフェルス(80)ドイツの演出家

  8. ベルリン発 〓 バレンボイムが「健康上の理由」で、州立オペラの定期演奏会の指揮をキャンセル

  9. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン放送管が首席客演指揮者のパトリック・ハーンとの契約を延長

  10. ドレスデン発 〓 聖十字架合唱団の第29代「クロイツカントル」にマーティン・レーマン

  11. エルル発 〓 ヨナス・カウフマンが芸術監督を務めるエルル・チロル音楽祭の首席指揮者にアッシャー・フィッシュ

  12. ヴィースバーデン発 〓 パトリック・ランゲが任期残してヘッセン州立劇場の音楽総監督を退任、芸術総監督との方向性合わず

  13. ザルツブルク発 〓 バルトリが来年の聖霊降臨祭音楽祭の構想明らかに

  14. マグデブルク発 〓 マグデブルク劇場の次期音楽総監督にアンナ・スクリレーワ

  15. ルツェルン音楽祭 〓 短期集中演奏会「Life Is Live」を14日からスタート

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。