ザルツブルク復活祭音楽祭(Salzburger Osterfestspiele)の2021年の概要が発表された。当初予定していた会期を4月2日から5日の4日間に短縮、コンサート形式で上演が予定されていたプッチーニ《トゥーランドット》の上演が中止されるなど、公演ラインナップも一新された。
2日の開幕を飾るのは、クリスティアン・ティーレマン指揮のドレスデン・シュターツカペレ他によるモーツァルトのレクイエム。歌手陣はゴルダ・シュルツ、シルヴィア・ヴェレス、セバスティアン・コールヘップ、アレクサンドル・ ツィムバリュクで、ザルツブルク・バッハ合唱団が加わる。
2日目のドレスデン・シュターツカペレのコンサートは、ベートーヴェンの交響曲第3番《英雄》、デニス・マツーエフをソリストに迎えてのグリーグのピアノ協奏曲というプログラム。指揮はもちろん、ティーレマン。3日目はアントニオ・パッパーノ指揮のドレスデン・シュターツカペレのコンサート。ヒラリー・ハーンをソリストに迎えてのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲、シューマンの交響曲第2番というプログラム。
また、最終日は、《トゥーランドット》に出演する予定だった歌手によるガラ・コンサートが行われる。ティーレマン指揮のドレスデン・シュターツカペレをバックに、アンナ・ネトレプコ、ゴルダ・シュルツ、ユシフ・エイヴァゾフが競演する。
写真:Salzburger Osterfestspiele
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ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭、2021年は会期短縮して《トゥーランドット》の上演を中止
2021/02/02
【最終更新日】2024/02/02
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