ローマ歌劇場(Teatro dell’Opera di Roma)がボルゲーゼ公園内のシエナ広場(Piazza di Siena)オペラの野外上演を計画していると発表した。
歌劇場のカルロ・フォルテス総裁が発表した計画によると、公演が行われるのは7月。広場に1,000人の席が特設されるという。イタリア政府の新型コロナウイルスの感染拡大防止のための規制もクリアーし、政府の許可も得ているという。
上演されるのはダミアーノ・ミケレットが演出を手掛けるヴェルディ《リゴレット》。指揮はダニエル・ガッティ。ルカ・サルシ、ヴィットリオ・グリゴーロ、ローザ・フェオラが出演するという。第2弾としてロッシーニ《セビリアの理髪師》も予定されている。
ローマ歌劇場は夏の間、カラカラ浴場でオペラの野外上演を行っているが、客席数が多いため、政府の感染拡大防止策によって公演が行えないという。また、現在の規制が長引くと、9月の新シーズンの幕が開いても歌劇場でのオペラ上演も難しいという。
写真:Teatro dell’Opera di Roma
ローマ発 〓 ローマ歌劇場が7月、ガッティ指揮によるオペラの野外上演をシエナ広場で計画
2020/05/12
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