フィンランドのラハティ市がウクライナの指揮者ダリア・スタセヴスカ(Dalia Stasevska)との契約を延長した。スタセヴスカは2021/2022シーズンからラハティ交響楽団の首席指揮者と市が主催するシベリウス音楽祭の芸術監督を務めており、任期が1年延長された。
スタセヴスカは首都キーウ生まれの39歳。ヘルシンキのシベリウス音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、作曲、指揮法を学び、ヨルマ・パヌラ、レイフ・セーゲルスタムに師事している。エサ=ペッカ・サロネン、パーヴォ・ヤルヴィのアシスタントなどを務めた後、ヨーロッパ各地のオーケストラを指揮している。
2018年には2人目女性の指揮者として、ノーベル賞の授賞式、晩餐会でロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団を指揮。2019年からはBBC交響楽団の首席客演指揮者を務めており、その夏に「BBCプロムス」にデビュー。2023年のグラインドボーン・フェスティバル・オペラでは、ブリテン《夏の夜の夢》を指揮している。
写真:Veikko Kähkönen
音楽祭プロフィールはこちら ▷
ラハティ発 〓 市が指揮者のダリア・スタセヴスカとの契約を延長
2024/04/13
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。