バイロイト音楽祭 〓 新作《ローエングリン》をライブ・ストリーミングで配信

2018/07/19
【最終更新日】2024/08/07

バイロイト音楽祭の《ローエングリン》がライブ・ストリーミングで配信されることになった。ストリーミングを行うのは「BR-KLASSIK」で、公演初日7月25日の16:00-23:00(日本時間23:00-6:00)の予定。

《ローエングリン》は今年の音楽祭の唯一のプレミエ(新演出上演)で、ロベルト・アラーニャが初めてワーグナーの主役を歌ってバイロイト・デビューすることが決まり、一方でアンナ・ネトレプコがエルザ役で出演、デビューという噂もあり、話題沸騰。結局、アラーニャが直前に降板してピョートル・ベチャワが代役に立ち、ネトレプコの出演も噂に終わった。

音楽祭では2011年から、ネズミ姿の出演者がたくさん登場して「ラット・プロダクション」と揶揄されたハンス・ノイエンフェルスの演出によるプロダクションを上演。新演出を手掛けるのはユーヴァル・シャロン。指揮はクリスティアン・ティーレマン。エルザ役にアニア・ハルテロス、オルトルート役にヴァルトラウト・マイヤーといった歌手が出演する。

写真:bayreuther-festspiele

    もっと詳しく ▷

関連記事

  1. ミュンヘン発 〓 ブロムシュテットのコンサート、火災報知器の誤作動を見極められずに安全を期して中止

  2. フランクフルト発 〓 バリトン歌手のヨハネス・マルティン・クレンツレが急性白血病を公表、当面の活動を休止

  3. ベルリン発 〓 ヴァイオリンのヒラリー・ハーンがベルリン・フィルの米国ツアーから降板

  4. チャールストン発 〓 米国の音楽祭でもキャンセル始まる、スポレート芸術祭USAが開催中止に

  5. ロンドン発 〓 夏のオペラ・フェスティバル「オペラ・ホーランド・パーク」が2025年のスケジュールを発表

  6. プフォルツハイム発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にダニエル・インバル

  7. ワイマール発 〓 演出家のアンドレア・モーゼスがワイマール国民劇場のオペラ監督に

  8. ライプツィヒ発 〓 ブロムシュテットがモーツァルトの新発見作品を早くも録音

  9. ミュンヘン発 〓 イヴァン・レプシッチがミュンヘン放送管との契約を延長

  10. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルに初の女性コンサートマスター、第1ヴァイオリンのヴィネタ・サレイカ=フォルクナーが昇格

  11. ラヴェンナ発 〓 ラヴェンナ芸術祭が2024年の公演ラインナップを発表

  12. ザルツブルク復活祭音楽祭 〓 来年のオペラはネトレプコ主演の《トゥーランドット》

  13. ミュンヘン発 〓 2021年の「ゲーテ・メダル」が作曲家の細川俊夫らに

  14. ザルツブルク発 〓 フランツ・ヴェルザー=メストがザルツブルク音楽祭の指揮をすべてキャンセル、外科手術後にドクター・ストップ

  15. フランクフルト発 〓 ドイツの歌劇場再開は6月以降

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。