ザルツブルク復活祭音楽祭(Salzburger Osterfestspiele)が2024年の開幕を前に、2025年の概要を発表した。発表によると、2025年の音楽祭は4月12日から21日の開催。開幕を飾るのはムソルグスキーの《ホヴァーンシチナ》で、英国の演出家サイモン・マクバーニーが新演出を手掛ける。
音楽祭は2023年から、毎年違ったオーケストラをレジデント・オーケストラに招くスタイルに変わり、2025年はエサ=ペッカ・サロネン率いるフィンランド放送交響楽団が登場する。オペラの他、サロネンの指揮でマーラーの交響曲第2番《復活》を、マクシム・エメリャニチェフの指揮でメンデルスゾーン《エリヤ》の上演に取り組む。
また、2025年はマーラー室内管弦楽団、モーツァルテウム管弦楽団も参加、マーラー室内管を指揮するのはジャナンドレア・ノセダ。グリーグの《ペール・ギュント》組曲、オーガスティン・ハーデリッヒをソリストに迎えたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ショスタコーヴィチの交響曲第9番を組み合わせたプログラムを指揮する。
一方、モーツァルテウム管を指揮するのは音楽祭デビューとなるノルウェーの若手タビタ・ベルグルンドで、オペラのガラ・コンサートを指揮する。ソンドラ・ラドヴァノフスキー、サイモン・キーンリーサイドが出演する。
写真:Los Angeles Philharmonic / Mathew Imaging
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ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭が2024年の開幕前に2025年の概要を発表
2024/03/07
【最終更新日】2024/03/09
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