スイスのヴェルビエ音楽祭(Verbier Festival)が2024年夏の公演ラインナップを発表した。7月18日から8月4日の開催。オープニン・コンサートは19日で、サイモン・ラトルがヴェルビエ祝祭管弦楽団を指揮してマーラーの交響曲第3番を取り上げる。
注目を集めるのは、いつにも増して豪華な顔ぶれ。指揮者はラトル、シャルル・デュトワの他、ジュニア・オーケストラの音楽監督を務めるジェームズ・ガフィガン、ダニエル・ハーディング、アントニオ・パッパーノ、ヴァシリー・ペトレンコ、ラハフ・シャニ、クラウス・マケラ、タルモ・ペルトコスキが顔を揃える。
マケラはチェリストとしても出演し、ヴァイオリンのレオニダス・カヴァコス、ラハフ・シャニのピアノと共演し、ベートーヴェンの三重協奏曲に取り組む。ラトル指揮の祝祭管との共演。
ピアニスト陣も充実しており、この数年出演を重ねている藤田真央の他、日本からは辻井伸行が客演。これにアレクサンドル・カントロフ、ブルース・リウ、エフゲニー・キーシン、ユジャ・ワンが加わる。藤田は8月4日のクロージング・コンサートに出演し、デュトワ指揮の祝祭管をバックに、サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番を弾く。
写真:Verbier Festival
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ヴェルビエ発 〓 ヴェルビエ音楽祭が2024年夏の公演ラインナップを発表
2024/01/29
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