ゴールデン・ウィークに開催されていた東京の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネTokyo」が1月24日、今後の開催を見送ると発表した。2020年と2021年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ごく一部の公演を除いて中止されており、2022年に本格再開をめざしていた。オミクロン株の感染が広がっていることを受けての判断という。
「ラ・フォル・ジュルネ」は元々、1995年に音楽プロデューサーのルネ・マルタンがフランス北西部の港町ナントで起ち上げた音楽祭。会場に9つのステージが設けられ、そこで朝から晩までコンサートが行われるスタイルで、そのどれもが低価格で演奏時間が短いのが特徴。聴衆がアラカルトの料理を選ぶようにコンサートを楽しめるようにしたことで人気を集めた。
その日本版が「ラ・フォル・ジュルネTokyo」で、205年から丸の内の東京フォーラムを会場にゴールデン・ウィーク時期の音楽祭としてスタート。毎年30万人を超える来場者を数える日本屈指の音楽祭として知られてきた。
写真:La folle journee au japon
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東京発 〓 ラ・フォル・ジュルネTokyo、2022年は開催中止。今後の開催見送りを発表
2022/01/28
【最終更新日】2022/02/15
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