スイス・シオン市で行われていた「ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール=Concours International de Violon Tibor Varga」がこのほど閉幕、韓国のキム・ソヒョン(Seohyun Kim)が14歳で最年少優勝を果たした。第2位はドイツのラファエル・ヌスバウマー(Raphael Nussbaumer)、日本の福田廉之介(Rennosuke Fukuda)が第3位に入賞した。
コンクールは1967年、ハンガリーのヴァイオリニスト、音楽教師だったティボール・ヴァルガによって創設されたもの。15歳から32歳までの若いヴァイオリン奏者を対象にしており、二年に一度の開催。過去の受賞者には、前橋汀子やジャン・ジャック・カントロフ、ワデム・レーピンがいる。
2023年は149人のエントリーがあり、26歳以下の若手ヴァイオリニスト24名が本選に進み、「ヴァイオリン・チャンネル」でライブ配信されていた。審査委員会はオーギュスタン・デュメイが委員長を務め、日本からも玉井菜採が参加している。
写真:Concours International de Violon Tibor Varga / Céline Ribordy Kamerzin
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