浜松市が2019年度から新たなピアノ・アカデミーを再スタートさせることになった。市は1995年度から、ピアニストの中村紘子を音楽監督に迎え、海外の第一線で活躍する講師陣による「浜松国際ピアノ・アカデミー」を毎年開催。毎回、世界各国から受講生が参加してきた。中村の死去で2016年度で終了していたが、「音楽の都」を標榜する市による人材育成が欠かせないと判断。7日に発表された2019年度当初予算案に事業費1300万円が盛り込まれた。
再スタートする「アカデミー」では、浜松国際ピアノ・コンクールの審査委員長を務めるピアニストの小川典子をはじめとする講師陣4人が指導に当たる。コンクールなどをめざす演奏家向けの「マスタークラス」に加え、新たにアマチュア演奏家向けの講座を開設。また、市民が演奏に参加する「市民ピアノ・マラソン」といったイベントも計画されている。
写真:Hamamatsu Cultural Foundation
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浜松発 〓 若手演奏家のためのピアノ・アカデミー再スタートへ
2019/02/20
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