世界的ヴァイオリニストのワデム・レーピンが主宰するトランス=シベリア芸術祭が開幕した。初日9日はケント・ナガノ指揮のノヴォシビルスク・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートなどが開かれた。
音楽祭はレーピンが自らの故郷で2014年に起ち上げたもの。アルノルト・カッツ・ホールなどを拠点にさまざまなコンサートが繰り広げられる(カッツは1956年、ノヴォシビルスク・フィルを起ち上げ、2007年に亡くなるまで長くその芸術監督を務めた功労者)。シベリアの諸都市でも公演が行われており、2018年はクラスノヤルスク、ベルツク、トグチン、サマーラを回る。また、モスクワとサンクト・ペテルブルクでの公演もある。
2018年の芸術祭にはレーピンの他、コンスタンチン・リフシッツや児玉麻里らが出演。映像作家ブリュノ・モンサンジョンの2017年の作品「ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ – 不屈の弓」の上演なども行われる。
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ノボシビルスク発 〓 トランス=シベリア芸術祭が開幕
2018/03/12
【最終更新日】2022/02/15
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