エルル発 〓 ヨナス・カウフマンが芸術監督を務めるエルル・チロル音楽祭の首席指揮者にアッシャー・フィッシュ

2024/05/06

オーストリアのエルル・チロル音楽祭(Tiroler Festspiele Erl)が新しい首席指揮者にアッシャー・フィッシュ(Asher Fisch)を迎えると発表した。音楽祭は2024年から人気テノール歌手のヨナス・カウフマン(Jonas Kaufmann)が芸術監督に就任することになっており、カウフマンの希望でフィッシュが起用された格好。

フィッシュは1958年、イスラエル・エルサレム生まれの64歳。ダニエル・バレンボイム音楽監督の下、ベルリン国立歌劇場の副指揮者としてキャリアをスタート。ウィーン・フォルクスオーパーの首席指揮者(1995ー2000)、イスラエル・オペラの音楽監督(1998ー2008)を歴任。また、2014年からパースを拠点とする西オーストラリア交響楽団の首席指揮者兼芸術顧問も務めている。

写真:West Australian Symphony Orchestra


  もっと詳しく ▷

  音楽祭プロフィールはこちら ▷


関連記事

  1. パルマ発 〓 ヴェルディ・フェスティバルが2021年の公演ラインナップを発表

  2. マルティナ・フランカ発 〓 ヴァッレ・ディートリア音楽祭が2025年の公演ラインナップを発表

  3. ロンドン発 〓 ピアノの藤田真央が「BBCプロムス」にデビュー、ヤクブ・フルシャ指揮のチェコ・フィルと共演

  4. バーデン=バーデン発 〓 バーデン=バーデン聖霊降臨祭の音楽祭を中止

  5. ザルツブルク音楽祭 〓 2020年夏の音楽祭のプログラムを発表

  6. SWRシュヴェツィンゲン音楽祭 〓 5月開催を10月開催に延期

  7. ウィーン発 〓 来年の「ニューイヤー・コンサート」、無観客も検討

  8. ライプツィヒ・バッハ音楽祭 〓 ライプツィヒ・バッハ音楽祭の「バッハ・メダル」、2021年は初めて二人の音楽学者に

  9. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2022年の「オーパンバル」開催を憂慮、新型コロナウイルスの感染再拡大受けて

  10. ウィーン発 〓 2025年の「オーパンバル」はコルネリウス・マイスターが指揮、ナディーン・シエラ、ファン・ディエゴ・フローレスが出演

  11. ウィーン発 〓 国立歌劇場が《アドリアーナ・ルクヴルール》の公演をストリーミング配信

  12. ウィーン発 〓 フォルクスオーパーが2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

  13. ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭が2026年のベルリン・フィル復帰に合わせ、2030年までの長期計画を発表

  14. ウィーン発 〓 ニューイヤー・コンサートの「ラデツキー行進曲」のアレンジを一新

  15. ブレゲンツ発 〓 ブレゲンツ音楽祭は2028年と2029年に《さまよえるオランダ人》、演出はリディア・スタイアー

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。