韓国・ソウル市立のソウル・フィルハーモニー管弦楽団(Seoul Philharmonic Orchestra)が新しい音楽監督にヤープ・ファン・ズヴェーデン(Jaap van Zweden)を迎えると発表した。オスモ・ヴァンスカの後任で、任期は2024年から5年間。2020年に音楽監督に就任したヴァンスカはこの6月で退任したが、ズヴェーデンの就任までゲスト指揮者として客演を続けるという。
ズヴェーデンはアムステルダム生まれの61歳。2018年からニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の、2012年から香港フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めているが、ともに2023/2024シーズンで任期が切れ、ニューヨークは退任することを明らかにしている。
ソウル・フィルハーモニー管弦楽団は1948年の設立で、韓国最古のオーケストラ。音楽監督は2005年からその任にあったチョン・ミョンフンが2015年に退任した後はヴァンスカが引き継ぐまで空席が続いていた。
ズヴェーデンは韓国で過去、2018年8月に京畿フィルハーモニー管弦楽団を、2019年2月と2021年11月にKBSフィルハーモニー管弦楽団を指揮している。
写真:New York Philharmonic / Chris Lee
ソウル発 〓 ヤープ・ファン・ズヴェーデンがソウル市立響の音楽監督に
2022/09/05
【最終更新日】2022/09/07
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