キプロス交響楽団(Cyprus Symphony Orchestra)がオーケストラ・メンバーを45人から65人に増員、それに伴い、芸術監督にオーストリアの指揮者ギュンター・ノイホルト(Gunter Neuhold)を迎えると発表した。キプロス交響楽団は2006年に創設され、キプロス共和国の首都ニコシアを本拠地とするオーケストラ。
ノイホルトは1947年、オーストリア・グラーツ生まれの75歳。グラーツ音楽院卒業後、フランコ・フェラーラ、ハンス・スワロフスキーに師事して数々の指揮者コンクールに入賞。ウィーン国立歌劇場とはじめとする歌劇場、シュターツカペレ・ドレスデンといった著名なオーケストラへの客演も多く、ザルツブルク音楽祭といった国際的な音楽祭に数多く客演している。
これまでにイタリア・パルマのテアトロ・レッジョ(1981-1986)、アントワープのロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団(1986-1990)、ドイツ・カールスルーエのバーデン州立オペラ(1989-1995)、ブレーメン市立オペラ(1995-2002)、スペインのビルバオ交響楽団(2008-2015)の音楽監督、首席指揮者などを歴任している。
写真:Hancock Artists
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ニコシア発 〓 ギュンター・ノイホルトがキプロス響の芸術監督に
2022/03/27
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