オーストリアのチロル州立インスブルック交響楽団(Tiroler Symphonieorchesters Innsbruck)が新しい首席指揮者にアイナルス・ルビキス(Ainars Rubikis)を迎えると発表した。2019年から2023年までその任にあったケレム・ハサンの後任で、任期は2025/26シーズンから3年間。
ルビキスはラトヴィアの首都リガ生まれの46歳。2010年にバンベルク交響楽団が主宰する「グスタフ・マーラー指揮者コンクール」で優勝、翌年には第2回「ネスレ&ザルツブルク音楽祭若手指揮者賞」を受賞して注目を集めた。その後、2012年から2014年にかけてロシアのノヴォシビルスク国立アカデミック・オペラ・バレエ劇場の音楽監督兼首席指揮者を務めた。
2018年から2022年にかけてベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽総監督を務め、そのかたわら、欧米の歌劇場、オーケストラに客演を重ねてきた。また、2025年秋からはドイツのカッセル州立劇場の音楽総監督に就任することが決まっている。
写真:Tiroler Symphonieorchester Innsbruck / Manuel Giner
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インスブルック発 〓 アイナルス・ルビキスがインスブルック響の首席指揮者に
2024/09/05
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