東京発 〓 2020年東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラム、ドミンゴの代役決まる

2019/12/26

プラシド・ドミンゴ(Plácido Domingo)の代役決まるー。2020年東京五輪・パラリンピックの公式文化プログラム《KABUKI×OPERA「光の王」》に、ドミンゴの代役として、ソプラノ歌手のアンナ・ピロッツィ(Anna Pirozzi)とバリトン歌手のアーウィン・シュロット(Erwin Schrott)が出演することになった。大会組織委員会が24日に発表した。二人は来年4月、歌舞伎俳優の市川海老蔵と共演する。

ピロッツィは1975年、ナポリの生まれ。2013年のザルツブルク音楽祭でリッカルド・ムーティ指揮の《ナブッコ》のアビガイッレ役に起用され、センセーショナルなデビューを果たした若手。そのドラマティックな声で注目を集め、2016年には《二人のフォスカリ》でスカラ座にデビュー。ヴェルディ・ソプラノとして現在最も高い評価を受けている。今回の出演が初来日となる。

一方のシュロットは1972年、ウルグアイの首都モンテビデオの生まれ。1988年にドミンゴ主宰の声楽コンクール「オペラリア」で優勝して一躍注目を集めた。2000年に《ラ・ボエーム》のコッリーネ役でニューヨークのメトロポリタン歌劇場にデビュー。《ドン・ジョヴァンニ》のレポレッロ役で、2003年にロイヤル・オペラ、2008年にザルツブルク音楽祭にデビュー。現在、もっともセクシーなドン・ジョヴァンニといわれている。

写真:annapirozzi.com /  Victor Santiago

    もっと詳しく ▷

関連記事

  1. トロント発 〓 カナディアン・オペラ・カンパニーが2020/2021シーズンをキャンセル

  2. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場は新型コロナウイルスのワクチン接種義務付け

  3. ジェノヴァ発 〓 カルロ・フェリーチェ劇場の音楽監督にリッカルド・ミナシ

  4. ヘルシンキ発 〓 フィンランド国立オペラ・バレエが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  5. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2022年の「オーパンバル」開催を憂慮、新型コロナウイルスの感染再拡大受けて

  6. ボストン発 〓 ボストン響が東アジア・ツアーを中止

  7. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が“Nightly Met Opera Streams”の第10週のラインナップ発表

  8. 香港発 〓 香港フィルの常任指揮者にマカオ出身の指揮者リオ・クオクマン

  9. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラがゲルギエフに加え、ネトレプコの今後の出演をキャンセル

  10. ナント発 〓 国立ロワール管が新シーズンのラインナップ発表を見送り

  11. アムステルダム発 〓 オランダ国立オペラが新作の《トスカ》と《魔弾の射手》の無料ストリーミングを開始

  12. ウィーン発 〓 国立歌劇場が新制作の《パルジファル》を18日にストリーミング

  13. 大津発 〓 沼尻竜典が2023年で「びわ湖ホール」芸術監督を退任、バトンは阪哲朗に

  14. ドレスデン発 〓 ティーレマンがカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学の名誉教授に

  15. ニューヨーク発 〓 カーネギーホールもワクチン接種証明の提示が必要

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。