宮崎国際音楽祭(Miyazaki International Festival)が2022年の公演ラインナップを発表した。総監督の佐藤寿美、音楽監督を務めるヴァイオリニストの徳永二男が会見を行った。第27回となる2022年は4月29日の開幕。2021年は会期を8月開催となったが、2022年はゴールデン・ウィーク期の開催に戻る。会期は5月15日までの17日間。
2022年の話題の中心は、大野和士の音楽祭デビュー。宮崎国際音楽祭管弦楽団を指揮して、フランス物中心のプログラムが組まれたコンサートの他、大野が芸術監督を務める新国立劇場の合唱団60名が出演してのヴェルディのレクイエムを取り上げる。
また、指揮者では、最終日に広上淳一も客演。国産最大のパイプオルガンが活躍するサン=サーンスの交響曲第3番、レスピーギの交響詩《ローマの祭》と《ローマの松》で音楽祭を締め括る。
客演するアーティストも多彩で、人間国宝の坂東玉三郎をゲストに迎えた演奏会も。9年ぶりの登場となるミッシャ・マイスキーのリサイタルも行われ、ヴァイオリニストの三浦文彰が企画を手がけた演奏会にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の元コンサートマスター、ライナー・キュッヒルらが出演する。
写真:Miyazaki Music Festival
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宮崎発 〓 宮崎国際音楽祭が2022年の公演ラインナップを発表
2022/02/15
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