パルマ王立歌劇場(テアトロ・レッジョ)が来年2020年の「ヴェルディ・フェスティバル」の詳細を発表した。それによると、音楽祭は9月24日の開幕で、10月18日の閉幕。開幕公演はウーゴ・デ・アナの演出で新制作される《十字軍のロンバルディア人》。
フェスティバルは作曲家の生誕100周年だった1913年の創設。ヴェルディはパルマ近郊ブッセートから6キロほどのロンコーレ村の生まれで、フェスティバルはパルマ王立歌劇場が主催し、ヴェルディの作品の上演を集中的に行っている。
パルマ王立歌劇場では《十字軍のロンバルディア人》が上演される他、2020年に再建工事が終わるパルマ市内の聖フランチェスコ聖堂(San Francesco del Prato)で《マクベス》のフランス語版が上演される。また、ブッセートのヴェルディ劇場では《リゴレット》が上演される。
《十字軍のロンバルディア人》
9月24日 – 10月17日
テアトロ・レッジョ(パルマ)
演出:ウーゴ・デ・アナ
指揮:ダニエレ・カッレガーリ
出演:マルコ・チャポーニ / ミケーレ・ペルトゥージ / ヨランダ・アウヤネット / ジャン=フランソワ・ボラス
《リゴレット》
9月25日 – 10月18日
ヴェルディ劇場(ブッセート)
演出:ピエール・フランチェスコ・ マエストリーニ
指揮:アレッサンドロ・パルンボ
《マクベス》フランス語版
9月26日・10月1日・7日・16日
聖フランチェスコ聖堂(パルマ)
演出:ヤニス・コッコス
指揮:ロベルト・アバド
出演:ディミトリ・プラタニアス / ダヴィニア・ロドリゲス / リッカルド・ザネッラート / ジョルジョ・ベッルージ
《エルナーニ》 = コンサート形式
10月4日・9日
テアトロ・レッジョ(パルマ)
指揮:ミケーレ・マリオッティ
出演:ロベルト・アロニカ / アマルトゥブシン・エンクバット / ロベルト・タリアヴィーニ / エレオノーラ・ブラット
写真:Teatro Regio di Parma
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