シュトゥットガルト州立バレエが音楽監督のミハイル・アグレスト(Mikhail Agrest)の解任を発表した。2018年からバレエ監督を務めるタマシュ・ディートリッヒは「ダンスと音楽が調和しなくなったら、私たちは目標を達成できません。とてもがっかりした」とのコメントを出している。
アグレストはロシア出身のアメリカ人。サンクト・ペテルブルクのマリインスキー劇場の指揮者の一人で、ヨーロッパを中心に活躍している。1997年から長く音楽監督を務めていたジェームズ・タグルの後任として、2020/2021シーズンから活動を開始したばかりだった。
関係者の話によると、1965年にシュトゥットガルトで初演されたジョン・クランコ振付の《オネーギン》のリハーサルで、ベテランのリード・アンダーソンらダンサーたちと衝突したことが解任の引き金になったという。
写真:Taiwann National Symphony Orchestra
シュトゥットガルト発 〓 州立バレエが音楽監督を解任
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2022/01/19
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