ウィーン発 〓 国立歌劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

2020/04/26

ウィーン国立歌劇場(Vienna State Opera)は、9月からの新シーズン、2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表した。

新シーズンは総裁がボグダン・ロシュチッチ(Bogdan Roscic)、音楽監督がフィリップ・ジョルダン(Philippe Jordan)に交代して最初のシーズン。新制作は以下の通り。


プッチーニ《蝶々夫人》
9月7日 →
演出:アンソニー・ミンゲラ
指揮:フィリップ・ジョルダン
出演:アスミク・グリゴリアン / ヴィルジニー・ヴェレーズ / ボリス・ピンハソヴィチ


モーツァルト《後宮からの逃走》
10月12日 →
演出:ハンス・ノイエンフェルス
指揮:アントネッロ・マナコルダ
出演:リセッテ・オロペサ / ゴラン・ユーリッチ / レグーラ・ミューレマン


チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》
10月25日 →
演出:ドミトリー・チェルニャコフ
指揮:トマーシュ・ハヌス
出演:アンナ ゴリャチョーワ / ボグダン・ヴォルコフ / ディミトリー・イヴァシュシェンコ


ヘンツェ《裏切られた海》
12月13日 →
演出:ヨッシ・ヴィーラー&セルジオ・モラビト
指揮:シモーネ・ヤング
出演:ヴェラ=ロッテ・ボエカー / ジョシュ・ラヴェル / ボー・スコウフス


ビゼー《カルメン》
2021年2月6日 →
演出:カリスト・ビエイト
指揮:アンドレス・オロスコ=エストラーダ
出演:アニタ・ラチヴェリシュヴィリ / チャールズ・カストロノーヴォ / アーウィン・シュロット


ヴェルディ《椿姫》
2021年3月4日 →
演出:サイモン・ストーン
指揮:ジャコモ・サグリパンティ
出演:プリティ・イェンデ / フレデリック・アントゥーン / イゴール・ゴロヴァテンコ


ワーグナー《パルジファル》
2021年4月1日 →
演出:キリル・セレブレンニコフ
指揮:フィリップ・ジョルダン
出演;ヨナス・カウフマン / ゲオルク・ツェッペンフェルト / エリーナ・ガランチャ


グノー《ファウスト》
2021年4月23日 →
演出:フランク・カストルフ
指揮:ベルトラン・ド・ビリー
出演:ファン・ディエゴ・フローレス / ニコール・カー / アダム・パルカ


モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》
2021年5月22日 →
演出:ヤン・ロワース
指揮:パブロ・エラス=カサド
出演:ケイト・リンゼー / スラヴカ・ザミクナイコーヴァ / ウイラード・ホワイト


ヴェルディ《マクベス》
2021年6月10日 →
演出:バリー・コスキー
指揮:フィリップ・ジョルダン
出演:ルカ・サルシ / ロベルト・タリアヴィーニ / アンナ・ネトレプコ


写真:Wiener Staatsoper


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ミュンヘン発 〓 作曲家ワーグナーの曾孫、エヴァ・ワグナー・パスキエが退院

  2. 訃報 〓 ゲオルク・シュメーエ(81)ドイツの指揮者

  3. 東京発 〓 新国立劇場も閉鎖

  4. ニューヨーク発 〓 カーネギー・ホールがハレルを偲ぶオンライン演奏会

  5. マリアーンスケー・ラーズニェ発 〓 “指揮者”ラデク・バボラークが西ボヘミア交響楽団の首席指揮者に

  6. アテネ発 〓 ギリシャ国立オペラもストリーミング配信を開始

  7. ソウル発 〓 ヤープ・ファン・ズヴェーデンがソウル市立響の音楽監督に

  8. ウィーン発 〓 国立歌劇場が4月第3週のストリーミング・ラインナップを発表、新制作の《パルジファル》も

  9. ボルドー発 〓 ボルドー国立オペラの次期芸術総監督にエマニュエル・オンドレ、マルク・ミンコフスキは退任

  10. 訃報 〓 ビリー・ゴールデンバーグ(84)米国の作曲家

  11. ストックホルム発 〓 ダニエル・ハーディングがスウェーデン放送交響との契約を延長

  12. 東京発 〓 東京交響楽団が2023年度のライブ・ストリーミングのラインナップを発表

  13. ヘルシンキ発 〓 シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールが開催延期を発表

  14. ジュネーブ発 〓 第75回「ジュネーヴ国際コンクール」のチェロ部門で、ドイツ在住の上野通明が優勝

  15. ベルリン発 〓 指揮者のロビン・ティチアーティが任期切れ前の2025年の夏で退任、ベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督を

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。