ザルツブルク音楽祭 〓 ヤンソンスの代役にウェルザー=メスト、ソヒエフ

2020/01/08

ザルツブルク音楽祭が1月8日、昨年12月1日に亡くなったマリス・ヤンソンス(Mariss Jansons)の代役を発表した。ヤンソンスは今年の音楽祭で、ムソルグスキーのオペラ《ボリス・ゴドノフ》と、7月26日と29日のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを指揮する予定だった。《ボリス・ゴドノフ》はトゥガン・ソヒエフ(Tugan Sokhiev)が、コンサートはフランツ・ウェルザー=メスト(Franz Welser-Möst)が起用される。

《ボリス・ゴドノフ》はクリストフ・ロイが新演出を手掛ける新作で、今年で100周年を迎える音楽祭の注目公演の一つ。ソヒエフは音楽祭デビューとなる。一方、ウィーン・フィルのコンサートは、リヒャルト・シュトラウスの《薔薇の騎士》組曲、マティアス・ゲルネが出演するフランク・マーティン作曲の《バリトンとオーケストラのためのイェーダーマンの6つの独白》、アルプス交響曲というプログラムで、その変更はない。

写真:Salzburger Festspiele / BR / Peter Meisel


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ドレスデン発 〓 ドレスデン音楽祭が2021年の音楽祭概要を発表、テーマは「対話」

  2. ウィーン発 〓 ウィーン放送響が中国、韓国ツアーを中止

  3. ルツェルン発 〓 ルツェルン音楽祭が藤田真央の音楽祭デビューを無料ストリーミング配信

  4. ウィーン発 〓 国立歌劇場が4月第3週のストリーミング・ラインナップを発表、新制作の《パルジファル》も

  5. ウィーン発 〓 国立歌劇場が新制作の《ファウスト》をストリーミング

  6. ウィーン発 〓 ドミンゴ、国立歌劇場で80歳を祝う

  7. ルツェルン音楽祭 〓 短期集中演奏会「Life Is Live」を14日からスタート

  8. ウィーン発 〓 国立歌劇場が代役を確保できず、アリベルト・ライマンの《メデア》の再演を断念

  9. ノボシビルスク発 〓 トランス=シベリア芸術祭が開幕

  10. ウィーン発 〓 2025年元旦の「ニューイヤー・コンサート」の指揮者はリッカルド・ムーティ

  11. リガ・ユールマラ音楽祭 〓 藤田真央が急きょマリア・ジョアン・ピレシュの代役に

  12. ウィーン発 〓 ウィーン響の首席指揮者にペトル・ポペルカ、アンドレス・オロスコ=エストラーダの後任

  13. ルイス発 〓 グラインドボーン音楽祭が来年2025年の公演ラインナップを発表

  14. ヴェローナ発 〓 ヴェローナ音楽祭が2022年の公演ラインナップを発表、ネトレプコが出演

  15. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルが2022年の「ニューイヤー・コンサート」プログラムを発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。