ザルツブルク音楽祭が1月8日、昨年12月1日に亡くなったマリス・ヤンソンス(Mariss Jansons)の代役を発表した。ヤンソンスは今年の音楽祭で、ムソルグスキーのオペラ《ボリス・ゴドノフ》と、7月26日と29日のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを指揮する予定だった。《ボリス・ゴドノフ》はトゥガン・ソヒエフ(Tugan Sokhiev)が、コンサートはフランツ・ウェルザー=メスト(Franz Welser-Möst)が起用される。
《ボリス・ゴドノフ》はクリストフ・ロイが新演出を手掛ける新作で、今年で100周年を迎える音楽祭の注目公演の一つ。ソヒエフは音楽祭デビューとなる。一方、ウィーン・フィルのコンサートは、リヒャルト・シュトラウスの《薔薇の騎士》組曲、マティアス・ゲルネが出演するフランク・マーティン作曲の《バリトンとオーケストラのためのイェーダーマンの6つの独白》、アルプス交響曲というプログラムで、その変更はない。
写真:Salzburger Festspiele / BR / Peter Meisel
もっと詳しく ▷
ザルツブルク音楽祭 〓 ヤンソンスの代役にウェルザー=メスト、ソヒエフ
2020/01/08
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。