ベルリン発 〓 ピアノのラルス・フォークトがインタビューでがん闘病語る

2021/05/15
【最終更新日】2021/05/16

ドイツのピアニスト、ラルス・フォークト(Lars Vogt)がドイツのオンライン・マガジン「VAN Magazine」のインタビューで、がんとの闘病について語っている。それによると、現在は化学療法の第2ラウンドをスタートしたところだという。

フォークトはデューレン生まれの50歳。1990年のリーズ国際ピアノ・コンクールで2位に入賞して注目を集め、その後、古典から現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、多彩な活躍を続けている。

指揮者としての活動も本格化しており、2015年には英国のロイヤル・ノーザン・シンフォニアの音楽監督に就任、2020/2021シーズンからはパリ室内管弦楽団の音楽監督を務めている。また、1998年からケルン近郊のハイムバッハの街でシュパヌンゲン音楽祭を主宰している。

写真:Spannungen


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ホーフ発 〓 ホーフ響の首席指揮者にベルギーの若手マルテイン・デンディーフェル

  2. バルセロナ発 〓 スペインのカダケス管が活動を停止

  3. ロンドン発 〓 アウシュリネ・ストゥンディーテが代役で《エレクトラ》に出演、前倒しでロイヤル・オペラにデビュー

  4. トゥールーズ発 〓 キャピトル劇場が新シーズン、2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表

  5. ニューヨーク発 〓 ニューヨーク・フィルの活動再開は2021年1月

  6. デトロイト発 〓 デトロイト響の首席客演指揮者にノルウェーのタビタ・ベルグルンド

  7. パリ発 〓 パリ国立オペラがガルニエ宮の150周年を記念

  8. サンクト=ペテルブルク発 〓 ユーリ・テミルカーノフがサンクト=ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を辞任

  9. パリ発 〓 ヴァイオリニストのルノー・カプソンに所得の過少申告で有罪判決

  10. フォートワース発 〓 ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールが第16回の出場者30人を発表

  11. ロサンゼルス発 〓 ジェームズ・コンロンがロサンゼルス・オペラの音楽監督を退任、契約が終わる2025/2026シーズンをもって

  12. 東京発 〓 日本フィルが2024/2025シーズンの定期演奏会のラインナップを発表

  13. バルセロナ発 〓 リセウ大劇場が新シーズンから有料のデジタル・プラットフォームを起ち上げ

  14. ボストン発 〓 アンドリス・ネルソンスが1月、手兵のボストン響と2週間でベートーヴェン交響曲全曲演奏

  15. 訃報 〓 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(87)ロシアの指揮者

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。