アムステルダム発 〓 ロイヤル・コンセルトヘボウ管が米国ツアーの指揮者にハーディングを起用

2018/10/03

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が来年2月に行う米国ツアーの指揮者にダニエル・ハーディング(Daniel Harding)を起用することが明らかになった。セクハラ疑惑が浮上したことで首席指揮者を解任されたダニエレ・ガッティの代役。2月の米国ツアーは9日から15日にフロリダのネイプルスの他、シカゴ、ワシントン、ニューヨークを回る。ソリストはピエール=ローラン・エマール。

ハーディングは1975年、英国オックスフォード生まれの43歳。2016/2017シーズンから若くしてパリ管弦楽団の音楽監督に務めているが、2019年の任期切れをもって辞任することを表明している。今回の起用でハーディングがガッティの後任候補として急浮上したとみる向きもある。ただ、ハーディングはかつて、バイロット・ライセンス取得のため、パリ管を離れてからしばらく活動を休止したいと希望していると伝えられている。

写真:Berliner Philharmoniker


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