エクス=アン=プロヴァンス発 〓 夏の音楽祭が2026年の公演ラインナップを発表、クラウス・マケラが《影のない女》で音楽祭デビュー

2025/12/12

フランス・エクス=アン=プロヴァンスの夏の音楽祭(Festival International d’Art Lyrique d’Aix-en-Provence)が2026年の公演ラインナップを発表した。7月2日から21日の開催。最大の話題は、クラウス・マケラが音楽監督を務めるパリ管弦楽団を率いての音楽祭デビュー。リヒャルト・シュトラウス《影のない女》とバルトーク《青ひげ公の城》を指揮する。

新制作のオペラは、モーツァルト《魔笛》、《影のない女》、ヘンツェ《逃亡奴隷》、フランチェスコ・フィリデイの《アカバドーラ》が予定されている。これにヴェルディ《シチリア島の夕べの祈り》、《青ひげ公の城》がコンサート形式で上演され、ロメオ・カステルッチの演出で2019年に上演されたモーツァルトのレクイエムも上演される。

音楽祭は芸術監督を務めていたピエール・アウディがこの5月に急逝、後任に米国の演出家テッド・ハフマンが就任している。


モーツァルト《魔笛》
7月2日 →
[演出]クレマン・コジトレ
[出演]ファン・イン(=方穎) / マウロ・ペーター / サビーヌ・ドゥヴィエル / ショーン・マイケル・プラム / ブリンドリー・シェラット
[指揮]レオナルド・ガルシア=アラルコン
[オーケストラ]カペラ・メディテラネア

リヒャルト・シュトラウス《影のない女》
7月3日 →
[演出]バリー・コスキー
[出演]ヴィダ・ミクネヴィチューテ / ニーナ・シュテンメ / ブライアン・マリガン / タマラ・ウィルソン
[指揮]クラウス・マケラ
[オーケストラ]パリ管弦楽団

フランチェスコ・フィリデイの《アカバドーラ》
7月4日 →
[演出]ヴァレンティナ・カラスコ
[出演]ノア・フレンケル / レイチェル・マスクレット / ロドヴィコ・フィリッポ・ラヴィッツァ / ヒューゴ・ブレイディ / ヴィクトワール・ビュネル / フランチェスコ・レオーネ
[指揮]ルーシー・ルゲイ
[オーケストラ]リヨン国立オペラ管弦楽団

バルトーク《青ひげ公の城》=コンサート形式上演
7月11日
[出演]ジェラルド・フィンリー / アイリーン・ロバーツ
[指揮]クラウス・マケラ
[オーケストラ]パリ管弦楽団

ヴェルディ《シチリア島の夕べの祈り》=コンサート形式上演
7月16日
[出演]カリーヌ・デエ / ジョン・オズボーン / ニコラ・アライモ / クリスチャン・ヴァン・ホーン
[指揮]ダニエレ・ルスティオーニ
[オーケストラ]リヨン国立オペラ管弦楽団

ヘンツェ《逃亡奴隷》
7月17日 →
[演出]エレイス・イスマイル
[出演]エリック・グリーン

写真:Festival d’Aix-en-Provence


  音楽祭プロフィールはこちら ▷


関連記事

  1. ヴェルビエ発 〓 ヴェルビエ音楽祭が2024年夏の公演ラインナップを発表

  2. パリ発 〓 マクロン大統領が3回目となる全国的なロックダウンを宣言

  3. ストラスブール発 〓 ストラスブール・フィルが音楽監督のアジス・ショハキモフとの契約を延長

  4. フィレンツェ発 〓 フィレンツェ5月音楽祭が2022年の音楽祭ラインナップを発表

  5. パリ発 〓 ポリーニの復帰は6月以降?

  6. セイジ・オザワ松本フェスティバル 〓 デュトワ指揮の無観客コンサートをストリーミング配信、音楽祭の中止受けて

  7. グラーツ発 〓 サンクト=マルガレーテンの野外オペラが開催を断念

  8. ザルツブルク発 〓 モーツァルト週間が二年連続の中止を発表

  9. グラインドボーン発 〓 2022年の音楽祭の上演オペラのラインナップを発表

  10. ラヴィニア音楽祭 〓 マリン・オールソップが音楽祭の首席指揮者に就任

  11. ロンドン発 〓 アンドラーシュ・シフが足の骨折で「BBCプロムス」出演をキャンセル、代役にチョ・ソンジン

  12. ザルツブルク音楽祭 〓 バルトリ、聖霊降臨祭音楽祭との契約を延長

  13. パリ発 〓 ハーディングの後任にクラウス・マケラ、パリ管の次期音楽監督

  14. ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭は10月開催も、ネトレプコの出演はかなわず

  15. アスペン発 〓 ルネ・フレミングがアスペン音楽祭のオペラ部門の芸術監督に

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。