リガ発 〓 指揮者のマリス・ヤンソンスがまた切手に

2025/07/25

2019年に76歳で亡くなった指揮者のマリス・ヤンソンス(Mariss Jansons)の切手が28日から発売される。故国ラトビアの国営郵便が発売するもの。2006年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ニューイヤー・コンサート」を指揮した際、オーストリアで切手が発行されており、ヤンソンスが切手になるのは二度目。

切手はアーティストのリリヤ・ディネレが手掛け、額面は2.54ユーロ。発行枚数は10,000枚で、封筒500部も同時に発行される。主要都市の郵便局、オンラインショップ「veikals.pasts.lv」で入手可能とのこと。28日には切手収集家のため、リガのエリザベス通り郵便局で10時から18時まで初日消印付き封筒の取り扱いが行われる。

ヤンソンスは首都リガ生まれで、父が指揮者、母が歌手という家庭に育ち、父親のアルヴィドがレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者として活動していたことから1956年に一家で当時のレニングラード(現在のサンクト・ペテルブルク)に移住。レニングラード音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮を学び、1969年からウィーン音楽舞台芸術大学でハンス・スワロフスキーに師事した。

1971年に「カラヤン国際指揮者コンクール」で2位に入賞。その年、レニングラード・フィルを指揮してプロ・デビューを果たした。その後、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団(1979–2000)、ピッツバーグ交響楽団(1997–2004)の音楽監督を歴任した。

亡くなったのはミュンヘンのバイエルン放送交響楽団(2003ー)、アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(2004ー)の首席指揮者として活躍中の2019年11月30日。サンクト・ペテルブルクの自宅で心不全で亡くなった。

写真:Veikals pasts


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ミラノ発 〓 カウフマンがスカラ座の新シーズンの開幕を飾るヴェルディ《運命の力》を降板

  2. ルツェルン発 〓 延期されていたアンドラーシュ・シフのコンサートの中止決定、新型コロナウイルスの感染拡大止まず

  3. ハンブルク発 〓 ハンブルク州立歌劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  4. トゥール発 〓 サントル=ヴァル・ド・ロワール交響楽団の首席客演指揮者にベネズエラの女流指揮者グラス・マルカーノ

  5. シカゴ発 〓 デヴィッド・クーパーがシカゴ交響楽団の首席ホルンに

  6. シカゴ発 〓 シカゴ響が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  7. フィレンツェ発 〓 フィレンツェ歌劇場でもオーケストラがストライキに突入、《椿姫》の最終公演はメータがピアノを指揮

  8. ブレーマーハーフェン発 〓 市立劇場が音楽総監督のマルク・ニーマンとの契約を延長

  9. ジェノヴァ発 〓 第56回「パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール」でイタリアのジュゼッペ・ギボーニが優勝

  10. バンベルク発 〓 バンベルク響が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表、6月に日本ツアーも

  11. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が“Nightly Met Opera Streams”の終了を発表

  12. カルガリー発 〓 第10回「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」の覇者はウクライナ出身のイリヤ・オフチャレンコ

  13. ブリュッセル発 〓 モネ劇場が音楽監督のアラン・アルティノグリュとの契約を延長

  14. コペンハーゲン発 〓 クリストフ・ゲッショルトがコペンハーゲン・フィルの首席指揮者を突然辞任

  15. フライブルク発 〓 2021年の「ドイツ音楽コンクール」の受賞者決まる

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。