ザルツブルク復活祭音楽祭(Osterfestspiele Salzburg)がベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の復帰に合わせ、2030年までの長期計画を発表した。
ベルリン・フィルは1967年の創設時からレジデント・オーケストラを務めていたが、2013年からドイツ・バーデン=バーデンの音楽祭に出演するようになって離脱していた。復帰に合わせ、新しいワーグナー《ニーベルングの指環》四部作の上演がスタートする。
発表によれば、新しい《ニーベルングの指環》は2026年、2027年と上演。2028年にはシェーンベルク《モーゼとアロン》を上演して一時休止し、2029年、2030年に後半を上演する。演出を手掛けるのはキリル・セレブレンニコフで、クリスティアン・ゲルハーヘルがヴォータン役でデビューする。
2026年は、音楽監督のキリル・ペトレンコが《ニーベルングの指環》の第1弾《ラインの黄金》の他、マーラーの交響曲第8番を指揮。ダニエル・ハーディングがハイドンの《天地創造》、トゥガン・ソヒエフがベルリオーズの幻想交響曲をメインとしたコンサート・プログラムを指揮する。
写真:Berliner Philharmoniker
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ザルツブルク発 〓 復活祭音楽祭が2026年のベルリン・フィル復帰に合わせ、2030年までの長期計画を発表

2025/04/08
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