デンマークのオーフス交響楽団(Aarhus Symfoniorkester)が次期首席指揮者にベラルーシの指揮者ドミトリー・マトヴィエンコ(Dmitry Matvienko)を迎えることを決めた。2015年からその任にあるマルク・スーストロの後任で、任期は2024/2025シーズンから3シーズン。
マトヴィエンコは首都ミンスク生まれの33歳。サンクトペテルブルク音楽院、モスクワ音楽院で指揮を学び、ゲンナジー・ロジデストヴェンスキー、ウラディーミル・ユロフスキ、テオドール・クルレンツィスらに師事。その後、ロシア国内のオーケストラを数多くして経験を積んだ。
その後、ミュンヘンのバイエルン州立オペラでユロフスキのアシスタントを務め、2020年に復活したイタリアの「グイド・カンテルリ国際指揮者コンクール」に入賞。2021年にはデンマーク放送交響楽団が主催する若手指揮者のための「マルコ国際指揮者コンクール」で第1位を獲得して注目を集めた。
オーフスはユトランド半島東側にある港街で、デンマーク第二の都市。オーケストラは1935年に市立管弦楽団として創立され、市内にあるオーフス・コンサートホールを本拠地にしている。
写真:DR Symfoniorkestret / Malko Competition for Young Conductors
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オーフス発 〓 デンマークのオーフス響首席指揮者にベラルーシの俊英ドミトリー・マトヴィエンコ
2024/02/09
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