月刊音楽祭A r o u n d　t h e　M u s i c　F e s t i v a l

ボストン交響楽団が主催する夏の音楽祭、タングルウッド音楽祭（Tanglewood Music Festival）の2024年のスケジュールを発表した。発表によると、2024年は7月5日から8月31日にかけて開催される。最大の話題は、グスターボ・ドゥダメルの、2006年以来の復帰。8月8日に母国ベネズエラの国立児童交響楽団を引き連れて客演する。

5日のオープニング・コンサートはネルソンスが指揮し、ヒラリー・ハーンを迎えるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、交響曲第3番《英雄》というプログラム。ネルソンスは先日、でオーケストラとの契約を任期無期限で更改したばかりで、音楽祭の指揮部門の監督にも就任。2024年は10回の演奏会を指揮、2つのマスタークラスを受け持つ。

ネルソンスの他、指揮者陣は、アラン・ギルバート、ジェームズ・ガフィガン、キース・ロックハート、アール・リー、ハンヌ・リントゥ、カリーナ・カネラキスら。サミー・ラシッド、ダリア・スタセヴスカ、ライアン・バンクロフトが音楽祭でオーケストラ・デビューを飾る。もろろん、ジョン・ウィリアムズも登場する。

ソリスト陣も例年通り。音楽祭に35年連続で出演してきたジョシュア・ベルをはじめ、ルネ・フレミング、エマニュエル・アックス、イェフィム・ブロンフマン、レオニダス・カヴァコス、ポール・ルイス、ヨーヨー・マ、ミドリ、ジャン＝イヴ・ティボーデ、ユジャ・ワンと、現代を代表するアーティストが勢揃いする。

写真：Bostonv Symphony Orchestra


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