ニース・フィルハーモニー管弦楽団(Orchestre Philharmonique de Nice)が首席指揮者にニース出身でオーケストラの副指揮者を務めているリオネル・ブランギエ(Lionel Bringuier)を昇格させると発表した。ダニエレ・カッレガーリが任期2年足らずで退任するのを受けて。
ブランギエはニースの音楽一家に生まれた37歳。ニース音楽院、パリの国立高等音楽院でチェロと指揮を学び、2005年の「ブザンソン国際若手指揮者コンクール」で優勝。パリ管弦楽団のアシスタント指揮者として指揮活動をスタートさせた。
その後、スペインのカスティーリャ・イ・レオン交響楽団の音楽監督(2009ー2012)、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席指揮者兼音楽監督(2014ー2018)などを歴任。退任後は故郷に戻り、ニース・フィル(=ニース歌劇場管弦楽団)の副指揮者を務めていた。
写真:Tonhalle-Orchester Zürich
ニース発 〓 ニース・フィルの首席指揮者にリオネル・ブランギエ
2023/12/12
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