米国のヘンデル・ハイドン協会が次期芸術監督に英国の指揮者ジョナサン・コーエン(Jonathan Cohen)を迎えると発表した。任期は2023/2024シーズンから。ヘンデル・ハイドン協会は「H+H」の愛称で知られる、ボストンを拠点とする古楽オーケストラ。設立は1815年と、米国で最も長い歴史を持つ芸術団体の一つ。
コーエンは1977年、マンチェスター生まれの44歳。ケンブリッジ大学クレア・カレッジで学んだ後、チェロ奏者としてキャリアをスタート。指揮者に転身後、欧米各地のオーケストラに客演を続けている。
そのかたわら、英国ではロンドン・ハイドン四重奏団や古楽アンサンブル「アルカンジェロ」を起ち上げ、テットベリー音楽祭の芸術監督などを歴任。カナダでも、ケベックの「レ・ヴィオロン・デュ・ロワ」の音楽監督を務めるなど、古楽界の若き牽引者の一人。
写真:Handel and Haydn Society
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ボストン発 〓 ヘンデル・ハイドン協会が次期芸術監督に英国の指揮者ジョナサン・コーエン
2022/11/19
【最終更新日】2022/11/22
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