ライプツィヒ発 〓 ライプツィヒ市立オペラが2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

2022/03/26
【最終更新日】2022/07/20

ライプツィヒ市立オペラ(Oper Leipzig)が2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表した。2009年から芸術監督・音楽監督を務めてきたウルフ・シルマー(Ulf Schirmer)は2021/2022シーズンをもって退任、新シーズンからクリストフ・ゲッショルト(Christoph Gedschold)が音楽監督に就任する。

市立オペラはシルマーの最後のシーズンを締め括るべく、新シーズンの開幕に先立つ2022年6月から7月にかけ、ワーグナーの13の歌劇と楽劇を集中上演する音楽祭「ワーグナー22」を行う。《ニーベルングの指環》以外の作品をすべて上演する。2022/2023シーズンの新制作は以下の5作品。

11月4日ー2023年7月7日
ロルツィング《ウンディーネ》
[演出]ティルマン・ケーラー
[指揮]クリストフ・ゲッショルト
[出演]ミリアム・ノイルラー / オレーナ・トカール / ジョゼフ・デニス / マティアス・ハウスマン / カリン・ロヴェリウス / サラ・トローベル / スヴェン・ヒョーレイフソン / ダン・カールストレム / ピーター・ドリンセク

12月21日ー2023年3月18日
ヴェルディ《オテロ》
[演出]モニク・ワーゲマーカース
[指揮]クリストフ・ゲッショルト
[出演]ハビエル・モレノ / ヴラジスラフ・スリムスキー / マティアス・シュティール / ユリア・マリア・ダン / ウルリケ・シュナイダー

2023年1月25日ー3月26日
モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》
[演出]カタリーナ・トーマ
[指揮]ジョナサン・ダーリントン
[出演]ジョナサン・ミチエ / セバスチャン・ピルグリム / サラ・トローベル / ジョシュ・ロヴェル / カトリン・ゲーリング / チャン・セジョン / ピーター・ドリンセク / サマンサ・ガウル

4月7日ー6月13日
ヘンデル《ジュリアス・シーザー》
[演出]ダミアーノ・ミケレット
[指揮]ルベン・ドゥブロフスキー
[出演]ユーリ・ミネンコ / ピーター・ドリンセク / ウルリケ・シュナイダー / カトリン・ゲーリング / オルガ・イェリンコヴァー / レミー・ブレ / フランツ・クサヴァー・シュレヒト

5月20日ー6月16日
ブリテン《ピーター・グライムズ》
[演出]ケイ・リンク
[指揮]クリストフ・ゲッショルト
[出演]ブレンデン・グンネル / ソレン・マングネー / トゥオマス・プルシオ / カリン・ロヴェリウス

写真:Oper Leipzig


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ベルガモ発 〓 ドミンゴがバリトンの新しい役に挑戦

  2. ベルリン発 〓 州立オペラの次期インテンダントにオーストリアの女流演出家エリザベート・ソボトカ

  3. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン・フィルが新シーズンの開幕コンサート

  4. 東京発 〓 ワシントン・ナショナル響が日本公演を中止

  5. ブリスベン発 〓 オペラ・オーストラリアが上演を延期していた新制作の《ニーベルングの指環》4部作の通し上演を10月に

  6. トゥルク発 〓 ヨン・ストルゴールズがトゥルク・フィルの首席指揮者に

  7. パリ発 〓 シャンゼリゼ劇場が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  8. ウィーン発 〓 ネトレプコがロシアのウクライナ侵略に反対、プーチン大統領との関係を否定する声明

  9. ベルリン発 〓 バレンボイムの功績に対して、ベルリン州立オペラが「名誉会員」、ベルリン・シュターツカペレが史上初の「名誉首席指揮者」の称号

  10. フィラデルフィア発 〓 ナタリー・シュトゥッツマンがフィラデルフィア管の首席客演指揮者に

  11. フランクフルト発 〓 hr響が首席指揮者のアラン・アルティノグリュとの契約を延長

  12. ベルリン発 〓 ベルリン放送響が2020/2021シーズンのラインナップを発表

  13. ストラスブール発 〓 初演200年を迎えた《第九》を、「Arte」が4都市4オーケストラの映像を繋いで放送

  14. モスクワ発 〓 若手歌手のためのコンクール「オペラリア」が閉幕

  15. ニューヨーク発 〓 ピューリッツァー賞の音楽賞にオペラ《オマール》

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。