プラハ発 〓 プラハ放送響の次期首席指揮者にペトル・ポペルカ

2021/05/26
【最終更新日】2021/12/07

プラハ放送交響楽団(Symfonický orchestr Českého rozhlasu)が次期首席指揮者・音楽監督にチェコの指揮者で作曲家のペトル・ポペルカ(Petr Popelka)を迎えると発表した。アレクサンダー・リープライヒの後任で、任期は2022/23シーズンから。

ポペルカはプラハ生まれの35歳。プラハ音楽院でコントラバスを学び、卒業後はドレスデンのザクセン州立歌劇場管弦楽団に入団。その後、パーヴォ・ヤルヴィ、ペーテル・エトヴェシュ、ヤープ・ファン・ズヴェーデンたちに師事して指揮者に転身した。

2020/2021シーズンからノルウェー放送管弦楽団首席指揮者を務めており、2021/2022シーズンからチェコのオストラヴァを本拠地とするヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任することになっている。

写真:St. Wenceslas Music Festival


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ミラノ発 〓 スカラ座総裁にウィーン国立歌劇場総裁のドミニク・マイヤー

  2. ミュンヘン発 〓 ブロムシュテットのコンサート、火災報知器の誤作動を見極められずに安全を期して中止

  3. ウィーン発 〓 2020年の「ニューイヤー・コンサート」のプログラム発表

  4. ロンドン発 〓 作曲家の久石譲がロイヤル・フィルの「コンポーザー・イン・アソシエーション」に

  5. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が新しい“リング”、演出にユヴァル・シャロンを起用

  6. 訃報 〓 アントン・ガルシア・アブリル(87)スペインの作曲家

  7. ボローニャ発 〓 巨匠の没後10年を記念して、ボローニャ市が「クラウディオ・アバド広場」

  8. ロンドン発 〓 スターンが所有していた「ヴィヨーム」がオンライン・オークションに

  9. ドレスデン発 〓 シュターツカペレのコンサートで、ティーレマンの代役にミルガ・グラジニーテ=ティーラ、マリー・ジャコー

  10. バニング発 〓 アナログ・レコード人気に打撃、ラッカー盤製造メーカーの工場が全焼

  11. ウィーン発 〓 ウィーン国立歌劇場に初の女性コントラバス奏者

  12. 訃報 〓 オスカー・ギリア(85)イタリアのギタリスト

  13. アムステルダム発 〓 ロイヤル・コンセルトヘボウ管の第8代首席指揮者にクラウス・マケラ

  14. マグデブルク発 〓 マグデブルク劇場の次期音楽総監督にアンナ・スクリレーワ

  15. リエージュ発 〓 フランスの指揮者リオネル・ブランギエがリエージュ王立フィルの次期音楽監督に

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。