ウィーン発 〓 国立歌劇場が5月19日に再開場

2021/04/30

ウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper)が5月19日の再開場を発表した。オーストリア政府による新型コロナ対策のための閉鎖措置の解除を受けて。劇場の閉鎖は約半年に及び、戦後最長。初日19日には、フランク・カストルフが新演出を担当し、ファン・ディエゴ・フローレスらが出演する新制作の《ウエルテル》が上演される。

また今後、22日にヤン・ロワースが新演出を手掛けたモンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》、26日にはカリスト・ビエイトが新演出を手掛けた《カルメン》、6月10日にバリー・コスキーが新演出を手掛けたヴェルディ《マクベス》と、2020/2021シーズンの新制作のプロダクションを上演していく。

写真:Wiener Staatsoper


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ウィーン発 〓 国立歌劇場が新制作の《ファウスト》をストリーミング

  2. スプリングフィールド発 〓 イリノイ響の音楽監督に日本生まれの福村太一

  3. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルの「ヨーロッパ・コンサート」、2025年の指揮者はムーティ

  4. ベルリン発 〓 ベルリン・シュターツカペレが無料の“出前コンサート”

  5. ライプツィヒ発 〓 市立オペラが新制作の《ローエングリン》でカタリーナ・ワーグナーの新演出を断念、コロナ禍でリセウ劇場との共同制作進まず

  6. ウィーン発 〓 国立歌劇場が約50ぶりの新制作となる《ニュルンベルクのマイスタージンガー》をライブ・ストリーミング

  7. ロンドン発 〓 王立音楽院がパッパーノ、カウフマンに名誉博士号

  8. 別府発 〓 第22回のアルゲリッチ音楽祭は来年にそのまま延期

  9. ノボシビルスク発 〓 トーマス・ザンデルリングがノボシビルスク・フィルを辞任、ロシアのウクライナ侵略で

  10. ロンドン発 〓 ヴィットリオ・グリゴーロ降板の裏にセクハラ

  11. マドリード発 〓 トマス・ダウスゴーがスペインのRTVE響の首席客演指揮者に

  12. ボストン発 〓 ボストン響が年内の公演を断念

  13. ロンドン発 〓 「オペラ・アワード」が2022年の年間賞のノミネートを発表

  14. ブリュッセル発 〓 モネ劇場が無料のストリーミング配信を開始、その名も“ストリーミング・フェスティバル”

  15. バルセロナ発 〓 リセウ大劇場が新シーズンから有料のデジタル・プラットフォームを起ち上げ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。