ブリュッセル発 〓 モネ劇場が新しい公演スケジュールを発表

2020/12/18

ベルギー・ブリュッセルのモネ劇場(La Monnaie)が新たに作成した2020/2021シーズンの公演スケジュールを発表をした。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて当初の予定を組み直したもの。

新しいスケジュールは2021年2月スタートで、開幕を飾るのは、2月7日のコンサート“モーツァルト・アカデミー”。ラファエル・ピションの指揮で、サビーヌ・ドゥヴィエルが出演、モーツァルトの作品を取り上げる。

リサイタルの顔ぶれは、ユリアン・プレガルディエン、ベジュン・メータ、ステファニー・ドゥストラック、エヴァ=マリア・ウェストブロック、サイモン・キーンリサイドが予定されている。オペラのラインナップは以下の通り。


2月12日–16日
モーツァルト《劇場支配人》
[演出]ミヒャエル・デ・コック & ファブリス・ミュルジア
[指揮]アラン・アルティノグリュ
[出演]Mieke de Groote / アキッレ・リドールフィ / ディートリヒ・ヘンシェル / Marie-Aurore D’Awans / Nadine Baboy / エルベ・ロカ・ソンボ / レンネケ・ルイテン / シモーナ・シャトゥロヴァー


3月5日–11日
ロッシーニ《イングランドの女王エリザベッタ》ハイライト – “女王と彼女のお気に入り”
[演出]ジョルディ・ブランチ・トルデリャ
[指揮]フランチェスコ・ランツィロッタ
[出演]サロメ・ジーチャ / セルゲイ・ロマノフスキー / レンネケ・ルイテン / エネア・スカラ / ヴァレンティナ・マストランジェロ


3月6日–12日
ドニゼッティ《ファボリータ》ハイライト – “王と彼のお気に入り”
[演出]ジョルディ・ブランチ・トルデリャ
[指揮]フランチェスコ・ランツィロッタ
[出演]ヴィットリオ・プラート / ラファエラ・ルピナッチ / ルカ・ティットート / エネア・スカラ / ヴァレンティナ・マストランジェロ / ギャバン・リング


4月17日–22日
マティルデ・ヴァンテナール《A Song For The Moon》
[演出]ベアトリス・ラショセ


4月27日–5月11日
ブリテン《ねじの回転》
[演出]アンドレア・ブレス
[指揮]ベン・グラスバーグ
[出演]エド・ライオン / サリー・マシューズ / Thomas Heinen / アンリ・ド・ボーフォール / Katharina Bierweiler / キャロル・ウィルソン / ジゼル・アレン / ジュリアン・バード


6月11日–6月2日
プッチーニ《トスカ》
[演出]ラファエル・R・ヴィラロボス
[指揮]アラン・アルティノグリュ
[出演]パヴェル・チェルノフ / アンドレア・ケア / ローラン・ナウリ / フランコ・ヴァッサーロ / ミルト・パパタナシウ / ダヴィニア・ロドリゲス


写真:La Monnaie


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ロサンゼルス発 〓 女性指揮者描いた映画『TAR/ター』が作品賞を含めアカデミー賞6部門にノミネート

  2. エッセン発 〓 ドイツの老舗音楽月刊誌「フォノ・フォルム」廃刊へ

  3. ベルリン発 〓 第2回「オーパス・クラシック賞」決まる

  4. ナンシー発 〓 ロレーヌ国立オペラが音楽監督のマルタ・ガルドリンスカとの契約を延長

  5. プラハ発 〓 セミヨン・ビシュコフがチェコ・フィルの音楽監督を2028年に退任する意向

  6. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルの第2バイオリンの首席奏者クリストフ・コンツが指揮活動

  7. ストックホルム発 〓 2018年の「ビルギット・ニルソン賞」はシュテンメに

  8. 訃報 〓 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(87)ロシアの指揮者

  9. カルガリー発 〓 第10回「ホーネンス国際ピアノ・コンクール」の覇者はウクライナ出身のイリヤ・オフチャレンコ

  10. ロサンゼルス発 〓 ロサンゼルス・オペラが2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

  11. 訃報 〓 ジョセフィン・ヴィージー(91)英国のメゾ・ソプラノ歌手

  12. 訃報 〓 ラファエル・ロハス(59)メキシコ出身のテノール歌手

  13. ロサンゼルス発 〓 ドゥダメルがロサンゼルス・フィルとの契約を延長

  14. フランクフルト発 〓 フランクフルト歌劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  15. シュトゥットガルト発 〓 コルネリウス・マイスターが州立劇場の音楽総監督退任へ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。