ザルツブルク発 〓 バルトリが来年の聖霊降臨祭音楽祭の構想明らかに

2020/08/21
【最終更新日】2020/08/22

メゾ・ソプラノのチェチーリア・バルトリ(Cecilia Bartoli)が、来年2021年のザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭が構想を明らかにした。バルトリは2012年から、音楽祭の芸術監督を務めている。今年の音楽祭は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で中止された。勇躍、リベンジ、といったところ。

構想によると来年は、ヘンデルのオペラ《時と悟りの勝利》が新演出で登場する。演出はロバート・カーセン。加えて、モーツァルト《皇帝ティートの慈悲》が再演される。どちらも演奏は、ジャンルカ・カプアーノ指揮の「モナコ公の音楽家たち」。

また、プッチーニ《トスカ》がコンサート形式で上演される。トスカにアニヤ・ハルテロス、カヴァラドッシにヨナス・カウフマン、スカルピアにブリン・ターフェルという豪華なキャスティングで、指揮はズービン・メータ。

写真:Festspielhaus Baden-Baden


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